鴎外愛のディスクール
発売日:2026年2月
- ページ数
- 305p
- ISBN
- 978-4-7791-3097-7
- 著者情報
- 谷〓 龍彦(タニザキ タツヒコ)
1955年三重県生まれ。皇學館大学卒業。澁澤龍彦に私淑し文芸評論を始める
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商品説明
驚愕の「〓外」論。あの『舞姫』が、あの『青年』が、あの『雁』が、あの『山椒大夫』が、あの『澁江抽齋』が脱構築されて現前化する。既婚者である筆者(恋愛主体)をも含めた、市井に生きる夫婦間における性愛行為の愛のディスクールを、〓外の小説群から読み解いてゆこうと思う。
驚愕瞠目の「鷗外」論
『舞姫』が『青年』が『雁』が『山椒大夫』が『澁江抽齋』が脱構築され現前化する。鷗外は、男女の恋愛、夫婦の性愛の関係性を、決して「観念」としては捉えない。恋愛主体となって肉体に対する感応をもって、主体と客体との区別がつかない関係性を構築し、言説化している。本書は、既婚者である筆者(恋愛主体)を含めた市井に生きる夫婦間における性愛行為の「愛のディスクール」を、鷗外の小説群から読み解いてゆくものである。「わたしは、真の独自性の場が、相手にもなければわたしにもなく、二人の関係にこそある」とロラン・バルトは言った。吉本隆明はバタイユ論において「人間の性行為は、醜悪で、卑猥で、隠したくて仕方がないところに付いた器官を使って行われる。それなのに人間は性交で快美の極限を体験する」と言った。バルトから50年、鷗外から100年の時を経て、「愛のディスクール」における「恋愛」の「観念」はいかなるものなのか、を見届けようとする試み。
目次
第一章 エリスと兼吉姉さん(『舞姫』
『うたかたの記』 ほか)
第二章 志げ夫人(『半日』
『仮面』 ほか)
第三章 りよと佐代といち(『興津彌五右衞門の遺書』
『阿部一族』 ほか)
第四章 五百と抽齋とたかと蘭軒と霞亭(『澁江抽齋』
『壽阿彌の手紙』 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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