連帯の神秘論 ニュッサのグレゴリオスにおける万物回復論と共苦の社会倫理

山根息吹/著

発売日:2026年2月

  • 連帯の神秘論 ニュッサのグレゴリオスにおける万物回復論と共苦の社会倫理
  • 連帯の神秘論 ニュッサのグレゴリオスにおける万物回復論と共苦の社会倫理
  • 連帯の神秘論 ニュッサのグレゴリオスにおける万物回復論と共苦の社会倫理
  • 連帯の神秘論 ニュッサのグレゴリオスにおける万物回復論と共苦の社会倫理
ページ数
352,6p
ISBN
978-4-326-15497-5
著者情報
山根 息吹(ヤマネ イブキ)
1994年生まれ。上智大学神学部卒。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、日本学術振興会海外特別研究員、ダラム大学神学・宗教学研究科Honorary Fellow。第30回三田文學新人賞佳作受賞(評論)。第20回涙骨賞奨励賞受賞

¥5,500 税込

25 nanacoポイント

25 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

わたしたちは神の「人間愛」の働きの場になるよう招かれている。人びとがさまざまな次元で分断されそれが顕在化する時代状況のなか、わたしたちが絶望の渦にのみ込まれないために必要なものはなにか。万人の普遍的救済を展望したニュッサのグレゴリオスの根源的思想を貫く統合的視点から、神学の新たな可能性をひらく。

三位一体論、神秘思想、万物回復論、社会倫理をめぐるグレゴリオスの根源的思想を貫く「連帯の神秘論」と呼ぶべき統合的視点を追究

神との一致へと向かう人間の神化の道行きとそれを支える神をめぐるグレゴリオスの思想は、単に個人としての自己救済を追い求めるのではなく、他者に恵みを伝播させる働きを持つと主張する。この救済論的霊性が周縁化された人びととの連帯という、「連帯の神秘論」と呼ぶべき思想の全貌を明らかにする。

目次

凡例

序章 三位一体論、神秘思想、万物回復論および社会倫理を貫く連帯の神秘論
 はじめに
 1――ニュッサのグレゴリオスの生涯と著作
 2――先行研究における解釈上の問題と連帯の神秘論
 3――万物回復論の背景
 4――本書の流れ

第I部 神化の思想にみる救済論的連帯と社会的連帯の霊性

第一章 「滅んでしまっている人びとの救い」を求める救済論的連帯――『詩編の注記について』における神化の道行きと万物回復論
 はじめに
 1――詩編の構造にみる神化の道行きと救済論的連帯に基づく万人の普遍的救済の展望
 2――「滅んでしまっている人びとの救い」を求める「戦い」――注記の解釈
 3――万人の普遍的完成を求める戦いの「勝利」――詩編58の解釈をめぐって
 おわりに

第二章 救済論的連帯から周縁化された人びととの社会的連帯へ――エネルゲイア論と愛の神秘思想に着目して
 はじめに
 1――『真福八端について』におけるエネルゲイア論と「他者の病の癒し」
 2――『雅歌講話』における愛の神秘思想と万人の普遍的救済 
 3――『雅歌講話』における虚無化からの再創造と愛の神秘思想 
 4――救済論的連帯の感覚に基づく社会的連帯
 おわりに

第三章 受肉のケノーシスと受難の摂理における神の完全性――三位一体論、万物回復論および社会倫理の有機的連関に着目して
 はじめに 
 1――受肉のケノーシスと受難の摂理における神の不受動性――『エウノミオス駁論 III』
 2――受肉における神の「人間愛」と万物回復論――『教理大講話』
 3――神の憐れみと共苦の模倣による社会的連帯
 4――神の「遜(へりくだ)り」の模倣と「世話」の霊性
 おわりに

ほか

商品詳細

出版社名
勁草書房
サイズ
20cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ