アメリカはなぜイスラエルを支援するのか 揺れ動くまなざしの歴史
発売日:2026年3月
- ページ数
- 292,46p
- ISBN
- 978-4-8158-1226-3
- 著者情報
- 佐藤 雅哉(サトウ マサヤ)
2016年 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、愛知県立大学外国語学部准教授、博士(社会学)
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商品説明
宗教、メディア、ビジネス界から記憶の政治まで。アメリカ社会で広く創出され続ける親イスラエル感情は現実の政治を動かし、「特別な関係」を根底で支えてきた。異論や批判との衝突のなかで絶えず編み直されるイメージの力学を、特定の勢力や時代に還元することなく包括的に描き出した刮目の書。
宗教、メディア、ビジネス界から記憶の政治まで── アメリカ社会で広く創出され続けるイスラエルへの好意的感情は現実の政治を動かし、「特別な関係」を根底で支えてきた。異論や批判との衝突のなかで絶えず編み直されるイメージの力学を、特定の勢力や時代に還元することなく包括的に描き出した刮目の書。
目次
序 章 アメリカのイスラエル支援
―― 歴史からみたその背景
1 「特別な関係」を問いなおす
2 本書の射程とアプローチ
第I部 イスラエル建国まで
第1章 イスラエルへのまなざしの宗教的源泉
1 旧約聖書のイスラエル
2 新大陸に対するスピリチュアルなまなざし
3 千年王国論とキリスト教シオニズム
第2章 シオニズムの台頭と支持基盤の形成
―― 世紀転換期から第二次世界大戦まで
1 政治的シオニズムの誕生と北米への流入
2 第一次世界大戦と「ユダヤ人の郷土建設」の国際課題化
3 難民救済か、約束の地か ―― ナチスの台頭から第二次世界大戦まで
第II部 イスラエル建国から1967年戦争まで
第3章 イスラエル建国とアメリカ
――「人道」と「近代化」
1 イギリス帝国の後退とアメリカの中東政策
2 ユダヤ系難民問題の解決策としてのシオニズム
3 「近代化のエージェント」としてのヨーロッパ・ユダヤ人
4 「ヨルダン川流域開発公社」プロジェクトの統治論
5 「マイノリティ・レポート」
第4章 イスラエルをアメリカ化する
―― 冷戦初期の文化表象
1 スエズ危機と戦略的資産論の出現
2 ユダヤ=キリスト教の「伝統」の創出
3 イスラエル建国を「アメリカ化」する ――『エクソダス』
4 ナクバ ―― 映像が覆い隠すもの/映像にならないもの
第III部 1967年戦争から冷戦終結まで
第5章 1967年アラブ・イスラエル戦争とアメリカ
―― 関係の深化、複数のイスラエル認識
1 1967年戦争の2つの帰結
2 戦略的資産論の定着
3 千年王国論の再生
4 反主流的な知の台頭
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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