温暖化で日本の山に何が起こっているのか シカ、クマ、ライチョウが棲む山の生態系の危機

岡山泰史/著

発売日:2026年3月

  • 温暖化で日本の山に何が起こっているのか シカ、クマ、ライチョウが棲む山の生態系の危機
  • 温暖化で日本の山に何が起こっているのか シカ、クマ、ライチョウが棲む山の生態系の危機
ページ数
223p
ISBN
978-4-635-51093-6
著者情報
岡山 泰史(オカヤマ ヤスシ)
1969年神戸市生まれ。筑波大学生物科学研究科博士課程前期修了(理学修士)。高校時代は山岳部、大学ではワンゲルで日本の山の魅力にめざめる。大学院で植物生態学を専攻した経験をもとに、山と溪谷社に入社後は保全生態、生物多様性、近年は気候危機をテーマに取材、編集に取り組む

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商品説明

地球温暖化という言葉が、遠い話のように聞こえていた時代は終わった。私たちの生活は、無視できないほど温暖化の影響を受けはじめている。山は生活の場と地続きなだけに、その変化は暮らしに直結する。暮らしの安全を守るためにも今知っておきたい「山の温暖化」12の事例。

富士山では永久凍土がとけ、南アルプスではお花畑が消え、丹沢や筑波山ではブナ林の荒廃が進んでいる。一見ばらばらに見えるこれらの異変は、長い進化の歴史のなかで保たれてきた山の生態系が、いま大きくバランスを崩しつつあることを示している。その背景にある共通のキーワードが「地球温暖化」だ。
豪雨による登山道流出、シカやイノシシの異常繁殖、クマの出没、生物季節の攪乱──。山で起きている変化は、地球規模の温暖化と密接につながっており、私たちの暮らしや経済活動とも無縁ではない。豊かで便利な暮らしを支えてきた活動が、結果的に高山生態系を危機に追い込んでいるとしたら、いまその現実を知ることは、誰にとっても欠かせないことだろう。

本書は、大雪山から霧島連峰・韓国岳まで、日本各地の山で進行する異変を現地取材と最新研究で追った。伊吹山のシカ食害、南アルプスの高山植物の衰退、北アルプスの氷河やライチョウ、富士山の永久凍土──。個別の事例を「温暖化」という軸でつなぎ、山岳環境全体の変化を浮き彫りにする。
月刊誌『山と溪谷』の連載から大幅に加筆。
いま山で何が起きているのかを知り、これから自然と暮らしを考えるための一冊。

※価格が変更になりました。
販売価格1200円→販売価格1300円

目次

■内容
第1章 世界で最も気温が高い場所にある日本の「氷河」の行方
第2章 温暖化時代を生き残れるか? 奇跡の鳥ライチョウが飛んだ日
第3章 消えたお花畑――シカの食害と温暖化
第4章 マイクロプラスチックの雪が降る
第5章 変わりゆく霊峰高尾山と2つの危機
第6章 世界の山の温暖化事情最前線
第7章 「登れない名山」伊吹山のシカと豪雨災害
第8章 ブナの森が消える日
第9章 溶ける富士山
第10章 登山道で環境を再生させる
第11章 なぜクマは山を降りるのか?
第12章 花が咲いても虫がいない? 狂わされた生物季節

商品詳細

シリーズ名
ヤマケイ新書 YS080
出版社名
山と溪谷社
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

注意事項

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