中世和歌の記憶 絵巻と仙洞御所の詠歌史
発売日:2026年1月
- ページ数
- 383,15p 図版16p
- ISBN
- 978-4-8406-2653-8
- 著者情報
- 石井 悠加(イシイ ユカ)
1986年、兵庫県に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本語日本文学専門分野博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。現在、四国大学文学部日本文学科講師
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
描かれた中世・眺められた中世の記憶を和歌の表現から読み解く!カラー口絵30点を含む豊富な図版を掲載。高僧伝絵巻や社寺縁起絵巻など中世に制作された絵巻の中で詠まれた和歌や、権力と歴史の象徴だった仙洞御所・別業で詠まれた和歌を検証。中世の絵巻・宗教・都市空間などとの関係から、和歌が果たした新たな役割を明らかにする。
絵巻に描かれた中世や仙洞御所で眺められた中世の記憶を和歌の表現から読み解く!
カラー口絵30点を含む豊富な図版を掲載。
【内容説明】
第一部では、鎌倉から室町時代にかけて制作された「慕帰絵」や「一遍聖絵」、「道成寺縁起」など絵巻の中で詠まれた和歌を検証。和歌の表現や解釈がどのように絵巻の表現と結びついたのかを紐解き、中世における和歌の新たな役割や絵巻の制作意図について考察する。
第二部では、和歌に映し出される「場」の記憶に注目。白河殿、鳥羽殿、北山殿など院政期から鎌倉時代にかけて造営された仙洞御所は権力と歴史の象徴であり、和歌はその造営意図や祝賀性の記憶を保つために詠まれてきた。都市の再興や郊外の開発といった空間の変化を文学研究の視点から捉え直し、空間の創出・継承において和歌が果たした役割を明らかにする。歴史分野における絵画資料と文学作品の新たな活用方法も提示。
目次
序章 和歌の新たな器―絵巻制作と空間創出
第一部 和歌と絵巻の相関(「慕帰絵」の制作意図―画中の童子と覚如詠
「慕帰絵」の和歌―慈円詠との出会い
文明年間の「慕帰絵」補作と蓮如
「拾遺古徳伝絵」の和歌―真宗絵巻における法然の日吉社頭詠
「一遍聖絵」の和歌―旅の実景として
西行伝絵巻と時宗―「一遍聖絵」「遊行上人縁起絵」東国遊行の場面
絵巻「道成寺縁起」の和歌)
第二部 和歌と仙洞御所の相関(白河殿―発展と追憶
鳥羽殿―「池辺松」と二つの皇統
法住寺殿―愛鳥趣味と院政期歌壇
北山殿―西園寺家のみゆき待つ桜
亀山殿―後嵯峨院と祝いの桜
「春日権現験記絵」―描かれた庭園とうたかたの内裏)
終章 宝蔵と絵巻―記憶と和歌の本質
商品詳細
- 出版社名
- 八木書店出版部
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。