ホームスクールと義務教育 米国の制度設計と日本への示唆
発売日:2026年2月
- ページ数
- 235,9p
- ISBN
- 978-4-00-061742-0
- 著者情報
- 宮口 誠矢(ミヤグチ セイヤ)
1992年生。東京大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。専門は教育行政学、教育制度論。2020年度日本教育行政学会研究奨励賞受賞。日本学術振興会特別研究員DC、フルブライト奨学生、インディアナ大学ブルーミントン校客員研究員を経て、2023年より東北大学特任研究員/日本学術振興会特別研究員PD。ホームスクール国際研究センター(International Center for Home Education Research)でアジア圏唯一の連携研究者。本書が初の単著
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商品説明
学校だけが義務教育の提供主体なのか。不登校が増え、フリースクールなど学校外での教育にも注目が集まり、個別のニーズを尊重する機運が高まっている現在、義務教育段階で「学校に行かない」という選択にはどこまで現実味があるのか。その場合、それはどのような条件下で認められるべきなのか。家庭での義務教育が珍しいものでなく、議論の蓄積も厚い米国のホームスクールの歴史、制度、現状を伝え、今後の日本の改革に示唆を与える初の研究書。
不登校が増え、学校外の教育に注目が集まり、個別のニーズを尊重する機運が高まっている現在、義務教育段階で「学校に行かない」選択には現実味があるのか。どのような条件下で認められるべきなのか。家庭での義務教育が珍しいものでなく、議論の蓄積も厚い米国のホームスクールの歴史、制度、現状を伝える初の研究書。
目次
はしがき
序 章
用語の定義
ホームスクールをめぐる日本の制度
第I部 米国ホームスクール制度の展開と現在
第一章 全州における合法化と規制緩和
一 米国は就学義務制か教育義務制か
二 義務教育制度導入時における在宅教育の容認
三 ホームスクール合法化の運動と展開
四 学界内外における規制強化への動き
五 ホームスクールの現状と学問的知見――人数、属性、動機、成果
六 感染拡大下で急増したホームスクール
第二章 現行の規制制度と支援制度
一 連邦政府の関与
二 全州のホームスクール規制制度
三 主要なホームスクール支援制度
第三章 アイオワ州の多元的制度と支援プログラム
一 アイオワ州におけるホームスクール規制制度――被支援要件としての規制
二 アイオワ州におけるホームスクール支援制度――教育資源、教育機会の提供
三 アイオワ州におけるホームスクール制度の意義と課題
第II部 ホームスクールへの国家関与をめぐる制度構想
第四章 子どもの利益確保を目的とするホームスクール制度構想の誕生
一 子ども、親、国家の「三つ巴の利益枠組」と利益衡量
二 リーシュの制度構想――基礎学力保障と「多文化的カリキュラム」
三 グランザーによる批判とリーシュの応答――国家関与の根拠
第五章 国家の保障能力と広範な合意を重視するホームスクール制度構想
一 ホームスクールの複雑な特性――規制無効化、生活と義務教育の判然ならざる境界
二 国家の保障能力の限界と幅広い社会的合意
三 カンズマンの制度構想――テスト評価による読み書き計算能力の保障
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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