日本の中のイスラーム学校 在日ムスリムのアイデンティティ形成の場
発売日:2026年1月
- ページ数
- 289p
- ISBN
- 978-4-7503-6053-9
- 著者情報
- 佐藤 直記(サトウ ナオキ)
慶應義塾大学文学部卒業後、ウェールズ大学大学院にて修士(経営学)、星槎大学大学院にて修士(教育)を取得。現在、星槎大学大学院教育学研究科客員研究員(在籍)、国語・社会科(地歴・公民)の中学・高校教員免許に加え、登録日本語教員として日本語教育にも携わり、東京都内の都立高校(定時制)・私立高校、インターナショナル・スクールなどで教鞭を執っている。教育社会学を基盤に、比較教育学の視点も交えながら、イスラーム学校とムスリム共同体に焦点を当て、制度的に周縁化された教育実践の包摂と、制度との往還的思考を探究している。30年以上に及ぶ海外生活の経験を背景に、多文化環境における教育実践にも継続的に関与してきた
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商品説明
日本人ムスリムであり、イスラーム学校教師の経験をもつ著者が、日本におけるイスラーム学校の成立過程とその社会的背景を丁寧にたどり、在留外国人の増加とその多様化が、宗教的価値観に基づく教育空間の形成といかに交差してきたのかを明らかにする。
目次
はじめに
問いの立ち上がり――イスラーム学校で教えるということ
交差する立場から見る教育空間
序章 なぜ今、イスラーム学校なのか――宗教教育の空間性と制度の可能性
1 なぜ今、イスラーム学校なのか
2 イスラーム学校を読み解く視座
3 本書の構成
第一部 「制度の外」で育まれる宗教教育の思想と空間
第1章 教育と学校を問い直す
1 日本における教育の目的
2 学校教育法による「学校」とは
3 宗教学校の制度的位置づけ
4 学校と外国籍生徒
5 学校の役割とその変容
6 本書での「学校」観
第2章 イスラーム学校を「学校」と呼ぶために――制度・理念・実践の交差点
1 イスラーム学校は「学校」ではないのか
2 インターナショナル・スクールの分類
3 イスラーム学校の定義
4 学校とは何かを問い直す存在
第3章 教育空間とアイデンティティの比較枠組み
1 アイデンティティの獲得
2 キリスト教学校と天理教学校
第4章 民族的教育空間とアイデンティティの継承と変容
1 外国人学校のアイデンティティ育成
2 在日コリアンにおけるアイデンティティ形成と世代的変容
3 朝鮮学校の存在意義
4 外国人学校の存在意義
5 再帰的自己としてのコリアン性
第5章 ムスリムのアイデンティティ
1 移民第二世代のアイデンティティの指向
2 ムスリム・アイデンティティの内発的転回
3 無自覚なムスリムと文化宗教的実践
4 「異文化」と日本的同調圧力
5 「共生」の理念とその限界
6 インクルーシブ教育としての共生実践
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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