ジュネーヴ共和国騒乱とルソー 焚書から偉人視までの受容史
発売日:2026年1月
- ページ数
- 341,9p
- ISBN
- 978-4-326-20070-2
- 著者情報
- 橋詰 かすみ(ハシヅメ カスミ)
一橋大学大学院経済学研究科特任講師、博士(社会学)。研究分野は近世ヨーロッパ史、思想史
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商品説明
人びとはその男に何を求め、何を恐れたのか。ジャン=ジャック・ルソーの作品、そして彼の存在そのものが、18世紀後半のジュネーヴ共和国の政治状況でどのような意味を持ち、どう利用されてきたのかを明らかにする試み。「ルソー事件」からジュネーヴ革命まで、政治体制をめぐる騒擾の全貌をスリリングに描く。
18世紀後半のジュネーヴ共和国でルソーの作品や彼の存在そのものが惹起した政治対立、「ルソー事件」と呼ばれる騒擾の全貌を描く。
ジャン=ジャック・ルソーの作品、そして彼の存在そのものが、18世紀後半の祖国・ジュネーヴ共和国での政治状況でどのような意味を持ち、どう利用されてきたのかを明らかにする試み。「ルソー事件」と呼ばれる、政治体制をめぐる騒擾の全貌をスリリングに描く。
目次
凡例/年表
序章 ルソーと祖国ジュネーヴ
1 本書の目的
2 先行研究に関して
3 史料に関して
4 本書の構成
第一章 ルソー事件
第一節 歴史的背景
1 ジュネーヴの政治体制(一四─一七世紀)
2 外交関係
3 経済・社会状況
4 一八世紀の政治対立
第二節 ルソーとジュネーヴ
1 ルソーの半生(1)ジュネーヴ出奔まで(一七一二─二八年)
2 ルソーの半生(2)ジュネーヴとの関わり
3 ルソーの敵対者たち
4 ルソー事件
第三節 政治論に対する反応1(『社会契約論』刊行直後)
1 「検事総長の見解」
2 ジュネーヴ人の書簡
3 小括
第四節 政治論に対する反応2(意見書での実践)
1 意見書の概要
2 意見書の基本理念
3 意見書の目的
4 小括
第五節 政治論に対する反応3(『山からの手紙』刊行後)
1 『野からの手紙』と『山からの手紙』
2 ルソーの支持者の反応
3 『山からの手紙』への批判
4 小括
第六節 ルソー自身に関する言説
1 ルソーの支持者が描くイメージ
2 ルソーの批判者が描くイメージ
3 小括
第七節 フランスとルソー
1 ピクテ事件(一七六二年六月)
2 調停への不安 パンフレットから(一七六五─一七六六年)
3 小括
第二章 「ルソー事件」の解釈を巡って
第一節 ジュネーヴの政治的動揺
1 一七六八年調停後の対立構造
2 法規集の作成を巡る論争(一七七四─一七八一年)
3 一七八二年革命とその頓挫
第二節 ルソーの死とその影響
1 ルソー事件以降のルソー
2 ジュネーヴ人の反応
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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