アヘンの近世 オランダ東インド会社と海域アジア
発売日:2026年2月
- ページ数
- 478p
- ISBN
- 978-4-8158-1223-2
- 著者情報
- 大久保 翔平(オオクボ ショウヘイ)
1990年 埼玉県に生まれる。現在 龍谷大学経済学研究科・経済学部国際経済学科講師、博士(文学)
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商品説明
浸透するアヘン、社会問題の出現―。グローバル経済の拡大期、海域アジアで始まったアヘンの取引は、地域と世界に何をもたらしたのか。現地人や華人・西洋人が参加する生産・流通から、新たな消費形態の登場、植民地統治の本格化と結びついた当局による規制まで、アヘン戦争以前のドラッグ経済を初めてトータルに描いた意欲作。
浸透するアヘン、社会問題の出現──。グローバル経済の拡大期、海域アジアで始まったアヘンの取引は、地域と世界に何をもたらしたのか。現地人や華人・西洋人が参加する生産・流通から、新たな消費形態の登場、植民地統治の本格化と結びついた当局による規制まで、アヘン戦争以前のドラッグ経済を初めてトータルに描いた意欲作。
目次
凡 例
序 章 アヘンから見える近世世界と海域アジア
1 ドラッグがもたらした近世の変容 ―― 問題の所在と検討対象
2 オランダ東インド会社によるアヘン貿易 ―― 歴史的背景と研究史
3 分析課題の設定と研究の意義
4 主な史料と本書の構成
第I部 貿易独占体制と商品連鎖,商業利権
第1章 アヘン貿易独占体制の形成と商品連鎖
―― アヘンの生産と貿易(17世紀後半〜18世紀半ば)
はじめに
1 マレー・インドネシア諸島におけるアヘン貿易独占体制
2 ビハール地方のケシ畑からバタヴィアの競売まで
おわりに
第2章 アヘン貿易独占体制下の流通と「密貿易」
―― 担い手とネットワーク(17世紀後半〜18世紀半ば)
はじめに
1 バタヴィアの卸売商人
2 流通と「密貿易」
おわりに
第3章 アヘン特権の創出
―― バタヴィア政庁とアヘン貿易協会(18世紀中葉)
はじめに
1 アヘン協会の設立 ―― アジア域内貿易改革と「密貿易」対策
2 協会の出資者と利益
3 特許更新をめぐる意思決定と利害の相克
おわりに
第4章 アヘン貿易存続をめぐる利害
―― 海域アジアでのアヘン貿易競争と政庁の施策(18世紀後半)
はじめに
1 1760 年代以降のアヘン貿易競争とバタヴィア
2 アヘン貿易利害の構造
3 アヘン協会解体とアヘン局設立 ―― 17人会と政庁の利害調整
おわりに
第II部 消費と規制,植民地化の進展
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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