浮世草子と江戸戯作
発売日:2025年12月
- ページ数
- 203,10p
- ISBN
- 978-4-7629-3699-9
- 著者情報
- 神谷 勝広(カミヤ カツヒロ)
1961年生まれ。名古屋大学文学部卒業、名古屋大学大学院文学研究科博士課程単位修得満期退学。名古屋文理短期大学専任講師、助教授、名古屋文理大学助教授を経て、同志社大学助教授、教授。2020年3月退職。博士(文学)
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商品説明
「文学の流れに断絶はあり得ない。通説や先入観にとらわれず事実を詳細に検討すると、浮世草子は多様な文学作品(漢籍・演劇・江戸戯作・明治小説等)とつながっている。」(「はじめに」より)
本書は、浮世草子と周辺文芸、江戸の戯作、さらには近代初期小説との「つながり」に注目し、作品の典拠や挿絵、作者の蔵書・援引書等を手がかりに、両者の関係性を具体的に検証し明示するとともに、それぞれの異質性や独自性を強調する従来の認識や研究史を改め、近世小説研究に新たな展望を拓くものである。
目次
はじめに 文学の流れに断絶はあり得ない
凡 例
第一章 浮世草子と周辺文芸
序 節 浮世草子と周辺文芸のつながりに関する注目点
第一節 夜食時分『好色敗毒散』と類書『琅邪代醉編』
第二節 西沢一風『風流三国志』と通俗軍談
第三節 西沢一風『御前義経記』と浄瑠璃
第四節 八文字屋本と紀海音浄瑠璃
第五節 江島其磧『風流東鑑』と近松門左衛門浄瑠璃
第二章 浮世草子と江戸戯作
序 節 浮世草子と江戸戯作のつながりに関する注目点
第一節 末期浮世草子と初期草双紙――明和・安永期に注目して――
第二節 浮世草子と山東京伝――「断絶」への疑義――
第三節 浮世草子と曲亭馬琴――検証と新たな指摘――
第四節 浮世草子と柳亭種彦――検証と新たな指摘――
第五節 浮世草子と十返舎一九――検証と新たな指摘――
第六節 浮世草子と山東京山――検証と新たな指摘――
第三章 浮世草子と近代初期小説
序 節 浮世草子と近代初期小説のつながりに関する注目点
第一節 浮世草子と饗庭篁村――井原西鶴・月尋堂・永井堂亀友・上田秋成――
第二節 林義端『玉箒木』と饗庭篁村『苦楽』――怪異と病気――
第三節 豆男物浮世草子と芥川龍之介『女体』――性欲と驚嘆――
第四節 上田秋成『諸道聴耳世間猿』と明治期妙文集
初出一覧/あとがき/索 引
商品詳細
- 出版社名
- 汲古書院
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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