月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

川代紗生/著

発売日:2026年2月

  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった
ページ数
379p
ISBN
978-4-7631-4274-0
著者情報
川代 紗生(カワシロ サキ)
1992年、東京都生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。書店員時代に恋愛観や人生観を率直に描いた文章で支持を集め、エッセイ集『私の居場所が見つからない。』(ダイヤモンド社)を出版。その後、『元カレごはん埋葬委員会』(小社)で小説家デビューを果たす

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商品説明

いつも、二番目。私を一番に思ってくれる人は、誰もいない。それでも私は―ひとりぼっちじゃ、なかった。ままならない気持ちの名手・川代紗生の最新作。

いつも、二番目。
私を一番に思ってくれる人は、誰もいない。
それでも私は――ひとりぼっちじゃ、なかった。

恋人に「プロポーズするなら元カノがいい」と告げられ、婚約寸前でフラれた桃子。
田舎の父からも、
「天国の母さんに、桃子が幸せになった姿を見せてやりたい」と言われてしまう。

「私には、愛し愛されるパートナーができない。
他の人はじょうずに進める人生ゲームのマスが、自分には進めない。
私は、なにかが足りてない人間なんじゃないか――」

桃子が働いているのは、三軒茶屋の小さな喫茶店、「雨宿り」。
ここでは、毎週金曜夜十時、“元カレごはん埋葬委員会”が開かれる。
失恋相手との思い出のごはんが作れなくなった人たちが、
その恋を「埋葬」するために集まる場所だ。

モラハラを受けているのに、相手に好かれるように振る舞ってしまうかれん、
推しが結婚してつらくても平気なふりをする美穂、
二股をされても「彼以上に成長させてくれる人に会える気がしない」と悩む夏希、
「初デートで牡蠣を食べようと誘われたら、脈なしってことですよね?」と思い出を語る黒田……

相談者たちの失恋の話を聞き、
思い出の料理をつくって共に食べるうち、桃子は気づいていく。

誰かに選ばれないからといって、足りていない人間なわけではない、と。

元カレごはん埋葬委員会。
迷った心が帰る場所は、ここにある。

“ままならない気持ち”の名手、川代紗生の新作・書き下ろしが登場!
共感とおいしさのつまった、なんども読みたくなる1冊です。

目次

第1話 プロポーズ未遂の洋風茶碗蒸し
第2話 ググれよ男のさっぱり煮
第3話 推しに捧げたカルボナーラ
第4話 二股男の不合格オムライス
第5話 ”脈なし”を悟った牡蠣フライ
第6話 ママがいない日の塩胡椒チャーハン
第7話 愛されなくても愛せるからあげ

商品詳細

出版社名
サンマーク出版
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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