生物の科学遺伝 Vol.80No.1(2026JAN.)「林木育種による花粉症対策のための取り組み」
発売日:2026年1月
- 巻の書名
- 林木育種による花粉症対策のための取り組み
- ページ数
- 94p
- ISBN
- 978-4-86469-097-3
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商品説明
特集:林木育種による花粉症対策のための取り組み
本特集では,拡大するスギ花粉症問題に対し,林木育種が担う「スギ花粉発生源対策」の全体像を,研究者たちが巻頭グラビア付きで紹介・解説する。
近年,猛暑の影響により,春の花粉の飛散予測が例年を上回る事も珍しくなくなっている。
一方で,花粉症に悩まれている方の数は,環境省の報告によると年々増えており,今後も猛暑が続けば,その数は増加し続ける事が予想され,対策は急務である。
本特集では,花粉の少ない,あるいは花粉を出さない樹木の開発と,その植林の実態について総括,その品種は100種類を超えていることや,置き換えが急ピッチで進められていることを紹介する。
精英樹選抜に始まる育種の歩みから,少花粉・無花粉スギや特定母樹の開発,ゲノム編集を含む最新技術,さらに原種供給から苗木生産・植栽による普及まで,研究・行政・現場が連携して進める取り組みを総合的に解説し,花粉の少ない森林への転換と将来展望を示す。
特別寄稿「ノーベル生理学・医学賞2025年受賞に寄せて」ほか各連載も必見(「高校生物・ワクワク宣言!!」「実験観察の勘どころ」「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「植物を集める!! 」)。
目次
◎特別寄稿:ノーベル生理学・医学賞2025年受賞に寄せて
制御性T細胞の発見 ―末梢性免疫寛容の仕組みの解明
河本 宏(京都大学)
制御性T細胞の基礎と臨床 ―異常, 過剰な免疫反応にブレーキをかけ免疫恒常性を維持するT細胞
坂口 志文・三上 統久(大阪大学免疫学フロンティア研究センター)
◎巻頭グラビア
写真で見る林木育種の流れ ―より良い森林を次世代へ
◎特集:林木育種による花粉症対策のための取り組み
総論.林木育種によるスギ花粉発生源対策の歩みと展望
栗田 学(森林総合研究所)
1.花粉発生源対策の概要
農林水産省林野庁
2.特定母樹の開発について
三浦 真弘(森林総合研究所)
3.少花粉スギ品種の開発について
田村 明(森林総合研究所)
4.スギ雄性不稔遺伝子の種類と塩基配列の解明
森口 喜成(新潟大学)/上野 真義・長谷川 陽一(森林総合研究所)
5.無花粉スギ品種の開発について
坪村 美代子(森林総合研究所)
6.優良無花粉スギ「立山 森の輝き」の開発と普及
斎藤 真己(富山県農林水産総合技術センター)
7.バイオテクノロジー技術を利用した無花粉スギの開発
西口 満(森林総合研究所)
◎連載
高校生物・ワクワク宣言!!
昆虫の世界を覗く面白さ
門澤 智広(宮城県本吉響高等学校)
実験観察の勘どころ
ウニ胚を押しつぶし法で観察する
本橋 晃(雙葉中学校・高等学校)
日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全
[第12回]希少淡水魚の系統保存と水族館 ―養殖ではなく種の保存を目的に
池谷 幸樹(世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ)
植物を集める!!
[第22回]植物細胞培養の黎明期から
長田 敏行(東京大学名誉教授・法政大学名誉教授)
商品詳細
- 出版社名
- エヌ・ティー・エス
- サイズ
- 26cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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