金融化する世界 資本主義の構造変化と現代企業行動の本質
発売日:2025年12月
- ページ数
- 310p
- ISBN
- 978-4-296-12492-3
- 著者情報
- 小倉 将志郎(オグラ ショウシロウ)
中央大学経済学部准教授。2008年一橋大学経済学研究科経済理論/経済統計専攻博士後期課程満期退学、同年静岡大学人文学部経済学科准教授、2015年から1年間ロンドン大学東洋アフリカ研究学院客員研究員、2017年駒澤大学経済学部経済学科准教授、2018年同教授、2024年より現職。博士(経済学)。専門は金融論、米国経済
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商品説明
我々は「破滅のループ」の中にいる。実体経済を振り回す金融肥大化の真因に迫る。世界金融危機後の大手金融機関の活況、剰余金と負債の増加という矛盾、財務活動としてのM&Aの拡大、ビッグテックの金融への進出、会計制度の変容。
我々は破滅の「ループ」の中にいる
世界金融危機の反省も空しく、金融は肥大化を続け、実体経済を振り回している。
余剰金のある大企業がなぜ負債を増加させているのか? 財務活動としてのM&Aの拡大が意味するものは? ビッグテックも金融に進出する理由は? 大手金融機関はなぜ活況を保てるのか?
「金融化」という知られざる枠組みを通じて、資本主義の構造変化に迫る。
より多く、より早く求める利潤追求がもたらすものは?
国内及び国際的な経済活動において、金融的動機・主体等の役割が増すことを金融化という。金融化は資本主義の長期的傾向であり、昨今の社会課題の発生は金融化の副作用とも捉えられる。本書では非金融企業もなぜ必然的に金融化へと向かうのか、金融化のエコシステムはなぜ維持されているのか、解明する。
大規模な金融危機と救済の繰り返しを避けるためにも、資本主義の行く末を見極めるうえでも、金融化を中心に据えたアプローチが有効な手段となる。
目次
序章 金融化の見取り図
第I部 企業の金融化はなぜ「必然」なのか?
第1章「利潤の金融化」の進展
第2章「支配の金融化」とその含意
第3章剰余金の増大と企業負債の増大という「矛盾」
第4章現代企業行動に決定的な含意を有する「会計の金融化」
第5章ビッグテックの金融化が明らかにする企業の金融化の「本質」
第II部 金融化のアナトミー
第6章世界金融危機後も揺るがない大手金融機関
第7章金融化が内包する脆弱性
第8章金融化の持続可能性
終章 金融化と日本経済の未来
商品詳細
- 出版社名
- 日経BP日本経済新聞出版
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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