『歴史とは何か』の人びと E・H・カーと20世紀知識人群像
発売日:2026年1月
- ページ数
- 284,24p
- ISBN
- 978-4-00-025681-0
- 著者情報
- 近藤 和彦(コンドウ カズヒコ)
1947年松山市生まれ。東京大学文学部西洋史学専修課程卒業。名古屋大学助教授、東京大学大学院教授、立正大学教授を経て、東京大学名誉教授、王立歴史学会フェロー。専攻、イギリス近世・近代史、史学史
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商品説明
二〇世紀に大変貌をとげるイギリスの知的世界のただなかでE・H・カーの名講義「歴史とは何か」は生まれた。二つの世界大戦、東西冷戦、グローバル化といった時代の波のなかで中東欧から亡命してきた個性的なユダヤ人たちのインパクトと軋轢、一九世紀以来のドイツ語圏の近代的学問の継承と批判など、学問世界も大きく変貌していく。こうした時代背景とオクスブリッジの独特な環境におけるカーと同時代の人びとの学問と生き様を、新版の訳者が語る。
歴史家であり外交官でもあったE.H.カーの有名な講演『歴史とは何か』。このウィットに富んだ講演録を十分に理解するには、当時のイギリスの歴史学に影響を与えた知識人たちへの理解が欠かせない。新訳の訳者がカーの周辺にいた学者たちの生涯と思想を生き生きと描き、20世紀の学問状況を浮び上がらせる知的列伝。
目次
はしがき
凡 例
I 歴史学とオクスブリッジ
第1章 トリニティ学寮のE.H.カー
第2章 アクトンと未完の『自由の歴史』
第3章 トレヴェリアンの「国史」
第4章 ネイミアの「意味ある細部」
第5章 トインビーと「大きな輪郭」
第6章 経済史家にして教育者、トーニ
II 変貌するイギリスの知的世界
第7章 フランス革命史――ルフェーヴルとコッブ
第8章 『パースト&プレズント』の歴史家たち
第9章 バーリンとドイチャ、カーの二人の友人
第10章 ポパーとLSEの変貌
第11章 エルトンの「国史」
III 知と愛とセクシュアリティ
第12章 マクミラン社の兄弟
第13章 A.J.P.テイラとトレヴァ=ローパ
第14章 ウェジウッド「女史」
第15章 E.H.カーと女性たち
エピローグ――カーの死後
あとがき
史料文献一覧
人物対照年表
索 引
商品詳細
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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