日本赤軍とは何だったのか その草創期をめぐって
発売日:2025年12月
- ページ数
- 271p
- ISBN
- 978-4-7791-3096-0
- 著者情報
- 和光 晴生(ワコウ ハルオ)
1948年、宮城県生まれ。2023年11月4日、大阪医療刑務所で死去
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
人はなぜ闘争に立つのか…?パレスチナと共に生きた著者が、初めて日本赤軍の内部事情を語る。最後に語られる、あの時代…。
パレスチナと共に生きた著者が、初めて日本赤軍の内部事情を語る。最後に語られる、あの時代……。
『1968』の著者・小熊英二に問いかける、人は「現代的不幸」故にのみに闘いに立つのだろうか……。
「小熊さんが『1968』下巻の末尾で言及していた、1975年公開のジャック・ニコルソン主演映画「カッコーの巣の上で」(英語の原題は「カッコーの巣から抜け出た者」と訳せたと思う)は、私が日本赤軍からの脱盟を決意した頃に、ベイルートの映画館で観ていた作品であることを打ち明けておこう。精神病院の患者たちの目線から作られた秀作だった。カッコーは他の鳥の巣に自分の卵を産みつけ、育ててもらう「托卵(たくらん)」を行なう習性があり、自ら子育てのための巣を作ることはない。「カッコーの巣」は虚構・擬制を暗喩している。日本赤軍は「カッコーの巣」だったのだろうか?「近代的不幸」であれ、「現代的不幸」であれ、「不幸」のパラダイムに立つ限り、「カッコーの巣」から抜け出ることはできない。」(本書「人はなぜ闘争に立つのか」より)
【2010年刊書を価格改定し復刊】
目次
1 日本赤軍の「解散宣言」をめぐって
「京都パルチザン」が「リッダ闘争」を担った主体である
重信房子さんの出産をめぐって
アラブに結集した人たちの実態
若松プロ「赤軍―PFLP・世界戦争宣言」と私の出国
共産同赤軍派・連合赤軍・日本赤軍は、全共闘運動主体の寄せ場だった、ほか
2 日本赤軍の草創期について
シンガポール・クウェート連続闘争
アデンでの訓練
ヨーロッパでの調査・工作へ
在ハーグ・フランス大使館占拠闘争
日本赤軍の創立、ほか
3 思想闘争の持ち込みとは何だったのか
重信さん、「北の国」へ
「クアラルンプール作戦」へ
一九七七年「五・三〇声明」をめぐる欺瞞
ヨルダンでの敗北
ダッカ・ハイジャック作戦へ、ほか
4 日本赤軍を脱退した理由
私が日本赤軍を脱退した経緯
査 問
「脱退」成立
日本赤軍の解散をめぐって
何から始めるか、ほか
5 『日本赤軍私史―パレスチナと共に』について
パレスチナ難民キャンプの住民たちは日本赤軍をどのように見ていたのか
日本赤軍はPLOとどのような関係にあったのか
裁判闘争にもパラダイム・チェンジを
八〇年代の日本赤軍とPFLPとの関係の実情、ほか
6 人はなぜ闘争に立つのか
『1968』(小熊英二著)を糾す
「七〇年代のパラダイム転換」とは何だったのか
「同感力」・「共感力」
資料・上告棄却決定に対する和光晴生異議申立書(平成二一年一〇月三〇日)
商品詳細
- 出版社名
- 彩流社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。