調査報道の戦後史1945-2025

高田昌幸/著

発売日:2025年12月

  • 調査報道の戦後史1945-2025
  • 調査報道の戦後史1945-2025
ページ数
385p
ISBN
978-4-8451-2154-0
著者情報
高田 昌幸(タカダ マサユキ)
東京都市大学メディア情報学部教授。1960年、高知県生まれ。法政大学卒業。1986年、北海道新聞入社。本社社会部、東京政治経済部、ロンドン特派員、本社報道本部次長などを歴任。1996年「北海道庁公費乱用」取材班の一員として新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)奨励賞を受賞。2004年「北海道警察裏金問題」取材班の代表として新聞協会賞、JCJ大賞、菊池寛賞などを受賞。2012年に高知新聞入社、報道部副部長などを歴任。2017年より東京都市大学メディア情報学部教授。2019年、調査報道グループ「フロントラインプレス」を設立し、代表

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商品説明

黄色い血の恐怖、田中角栄研究、リクルート事件…社会を動かした[調査報道]。戦後80年の全軌跡。

目次

第1章 日本初の潜入型調査報道 敗戦直後の岡山で

浮浪者の更正施設「岡田更生館」 / 施設の脱走者が内部告発 / 「大本営発表」時代の報道と軍部 その異様な関係  / 戦中の悪弊が残る中での調査報道 米国から学ぶ  / 浮浪者に変装して施設の中へ そこで見た地獄  / 徹底した現場主義 調査報道で社会は動く

第2章 調査報道のゆりかご時代 1950年代の挑戦

菅生事件 権力監視型調査報道の草分け  / 多數の警察官が待ち構えるなか、“犯人”は交番爆破  / 消えた警察官「市木」を追え!  / 調査報道の競争が「権力の犯罪」を暴いた  / 「権力を匿名にしない」「匿名は裏取りできない記者の逃げ」 毎日新聞キャンペーン報道の迫力  / 権力を持つ相手を匿名にすると、取材があいまいになる  / たった数行の裏取りでも徹底して力を尽くせ  / アンフェア構造を可視化した朝日新聞の「神風タクシー」  / 東大サッカー部主将、はねられ死亡 ほとんど報道されず  / 厳しいノルマ、低賃金 運転手の苦境にも耳を傾けて  / 国会や関係省庁が動き、報道で社会は変わった しかし…  / ラジオによるA級戦犯の肉声取材 戦争責任の検証報道  / A級戦犯の肉声に大反響 外国でも番組を紹介

第3章 高度成長期の矛盾 調査報道で明るみに出す

献血制度の設立につながった読売新聞「黄色い血の恐怖」  / 「生きるために血を売る」 その実態を山谷で追う  / 第1報は社会面トップ 「夢の超特急の試乗会」を押しのけ  / 「人道の問題ではなく、社会制度の問題だ」  / 地方紙でも芽生えた調査報道  / 「伊勢湾台風禍の護岸堤防工事の手抜き」 中日新聞が徹底追及  / 死体の海で台風禍の取材。その記憶も生々しい時期に「手抜き」の告発  / 防いだのはたった1件。不正はほかにもある。  / 映画『仁義なき戦い』のモデル「第2次広島抗争」と対峙した中国新聞  / “お礼参り”を恐れて市民は沈黙  / 「警察発表に沿った報道だけで良いのか?」  / 市民を立ち上がらせた「調査報道」  / テレビではドキュメンタリー番組が続々。知られざる社会を次々可視化  / 日本テレビ『忘れられた皇軍』の衝撃  / ほか

商品詳細

出版社名
旬報社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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