戦後ヨーロッパはいかに構築されたか 政治・経済・アイデンティティ

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ページ数
220p
ISBN
978-4-12-110166-2
著者情報
ヴァルルゼ,ローラン(ヴァルルゼ,ローラン)(Warlouzet,Laurent)
1978年生まれ。パリ・ソルボンヌ大学教授。専門はヨーロッパ統合史、ヨーロッパ国際関係

川嶋 周一(カワシマ シュウイチ)
1972年生まれ。明治大学政治経済学部教授。専門は国際関係史、ヨーロッパ統合史、フランス政治外交史、EU研究。パリ第4大学にてDEA(Dipl^ome d’´Etudes Approfondies,Histoire des relations internationales et de l’Europe)取得。北海道大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。著書に『独仏関係史―三度の戦争からEUの中核へ』(2024、中公新書、第43回政治研究櫻田會奨励賞)、『独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序―ドゴール外交とヨーロッパの構築1958-1969』(2007、創文社、第25回渋沢・クローデル賞)など

黒田 友哉(クロダ トモヤ)
1979年生まれ。専門はヨーロッパ統合史、国際関係史。専修大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。パリ第1大学/セルジー=ポントワーズ大学大学院修士課程修了。博士(法学)

矢後 和彦(ヤゴ カズヒコ)
1962年生まれ。早稲田大学商学学術院教授。専門は経済史。東京大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。パリ第10大学大学院修了。博士(歴史学)。著書に『フランスにおける公的金融と大衆貯蓄―預金供託金庫と貯蓄金庫1816‐1944』(1999、東京大学出版会、第17回渋沢・クローデル賞)など

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商品説明

EUを中心とするヨーロッパ統合は決して必然ではない。第二次大戦後の複数の選択肢のなかで、国家をはじめとする多様な意志がせめぎ合い、現在の形へと収斂した。本書では、その歴史的経緯、複雑な制度構築、社会経済をめぐる攻防、統合への賛否の相互作用、そしてアイデンティティといったさまざまな面に光を当て、ヨーロッパ統合を立体的に捉えるとともに、ヨーロッパが直面する問題の性質を明らかにする。

EUを中心とするヨーロッパ統合は決して必然ではない。第二次大戦後の複数の選択肢のなかで、国家をはじめとする多様な意志がせめぎ合い、現在の形へと収斂した。本書では、その歴史的経緯、複雑な制度構築、社会経済をめぐる攻防、統合への賛否の相互作用、そしてアイデンティティといったさまざまな面に光を当て、ヨーロッパ統合を立体的に捉えるとともに、ヨーロッパが直面する問題の性質を明らかにする。

なぜヨーロッパ統合を学ぶのか?―日本語版への序文
はじめに 

第一章 歴史的経緯――平和の確保と衰退への対抗
1 ヨーロッパ理念 一九一九~一九四五年
2 冷戦の中での(複数の)ヨーロッパの誕生 一九四八~一九五五年
3 グローバリゼーションを規制するヨーロッパ共同体 一九五六~一九九二年 
4 欧州大陸の提喩としてのEU 一九九二~二〇〇五年 
5 さまざまな危機 二〇〇五年以降

第二章 連邦か、それとも国民国家の集まりか
1 共同体モデル 
2 EUはビザンツ的な複雑さか? 
3 中心性と求心性

第三章 自由主義的ヨーロッパか、社会的ヨーロッパか
1 ヨーロッパの核心にある市場 
2 超自由主義的なヨーロッパか
3 欧州の産業政策を求めて
4 社会的ヨーロッパは可能か
5 小括 市場による欧州か、市場のための欧州か 

第四章 連邦主義エリートの陰謀か、人々の熱望か
1 欧州懐疑派の影響
2 古くからある複数の批判 
3 歴史家のアプローチの多様性 
4 小括

第五章 ヨ ーロッパのために死ねるか? ヨーロッパ・アイデンティティの問題
1 特定のヨーロッパ文化? 
2 ヨーロッパの大西洋アイデンティティ
3 「ヨーロッパ人のヨーロッパ」の源としての反米
4 植民地とポストコロニアルな刻印
5 近年の共同体アイデンティティ 
6 ヨーロッパの地政学的弱さ

おわりに――ヨーロッパの将来シナリオ

解説 ヨーロッパを作り上げる歴史

目次

第一章 歴史的経緯―平和の確保と衰退への対抗(ヨーロッパ理念 一九一九〜一九四五年
冷戦の中での(複数の)ヨーロッパの誕生 一九四八〜一九五五年
グローバリゼーションを規制するヨーロッパ共同体 一九五六〜一九九二年
欧州大陸の提喩としてのEU 一九九二〜二〇〇五年
さまざまな危機 二〇〇五年以降)
第二章 連邦か、それとも国民国家の集まりか(共同体モデル
EUはビザンツ的な複雑さか?
中心性と求心性)
第三章 自由主義的ヨーロッパか、社会的ヨーロッパか(ヨーロッパの核心にある市場
超自由主義的なヨーロッパか
欧州の産業政策を求めて
社会的ヨーロッパは可能か
小括 市場による欧州か、市場のための欧州か)
第四章 連邦主義エリートの陰謀か、人々の熱望か(欧州懐疑派の影響
古くからある複数の批判
歴史家のアプローチの多様性
小括)
第五章 ヨーロッパのために死ねるか?ヨーロッパ・アイデンティティの問題(特定のヨーロッパ文化?
ヨーロッパの大西洋アイデンティティ
「ヨーロッパ人のヨーロッパ」の源としての反米
植民地とポストコロニアルな刻印
近年の共同体アイデンティティ
ヨーロッパの地政学的弱さ)

商品詳細

シリーズ名
中公選書 164
出版社名
中央公論新社
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫
原題
原タイトル:HISTOIRE DE LA CONSTRUCTION EUROPEENNE DEPUIS

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