アーレント『人間の条件』 なぜ働かなきゃいけないの?

戸谷洋志/著

発売日:2026年1月

  • アーレント『人間の条件』 なぜ働かなきゃいけないの?
  • アーレント『人間の条件』 なぜ働かなきゃいけないの?
ページ数
109p
ISBN
978-4-12-005981-0
著者情報
戸谷 洋志(トヤ ヒロシ)
1988年、東京都生まれ。立命館大学准教授。専門は哲学・倫理学。法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)

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商品説明

なぜ働かなきゃいけないの?「働く」を根本から問い直し、一人一人のかけがえのなさをつかみなおす哲学。労働ばかり称揚する社会を痛烈に批判したアーレントの思想とは。

料理をする、仕事をする、語学を勉強する……一生懸命に生きていても、虚しさに囚われるときはある。こんなに頑張って意味ある? 自分の行動は、この世界に何か影響を与えているの? 本書では、多くの人が一日の大半を費やす「働く」という行動に絞り、ハンナ・アーレントの思想に迫る。20世紀のドイツに生まれ、第二次世界大戦下、ユダヤ人差別に苦しみながら、亡命先のアメリカで『人間の条件』を書いたアーレント。現代の私たちが直面する危機とおなじ時代背景の中で誕生した『人間の条件』から、そもそも〈人間の条件〉って何? 空しくない生き方はあるの? と問いながら、アーレントの思想を紐解く一冊。

目次

第1章 ハンナ・アーレントはどんな人だった?(「哲学者」なのか、「思想家」なのか問題
人間への関心
若き哲学研究者として
パワハラ野郎が許せない
『全体主義の起原』
人間のかけがえのなさ
全体主義の亡霊
複数性とは何か?―『人間の条件』へ
『人間の条件』の読みにくさ
思考することと生きることの一致)
第2章 働くってどういうこと?(「活動的生活」とは何か?
編集者さま、ごめんなさい
どっちが偉いのか?
労働とは何か?
仕事とは何か?
山のなかの碑石
活動とは何か?
奴隷制度を変えた活動
なぜ恋愛リアリティショーは寒いのか
ジャーナリズムの責任
活動的生活の変遷)
第3章 なぜ働かないといけないの?(なんでそんなに労働が重視されるのか?
唐揚げレモン主義
生命は没個性?
哲学カフェの場合
近代における「社会」の誕生
ジョン・ロックの所有論
画一化する社会
労働者の画一化
労働者の自己疎外
マルクスへの批判
最高の価値としての生命
私たちは労働するために生きているのか?)
終章 アーレントと冒険に出よう(企業の社会貢献
遊びとスポーツ暮らしのなかの複数性)

商品詳細

シリーズ名
すごい古典入門 「いま」を生き抜くための100ページ
出版社名
中央公論新社
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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