岩波ホールという伝説 はらだたけひでは語る
発売日:2025年11月
- ページ数
- 380p
- ISBN
- 978-4-910490-15-1
- 著者情報
- はらだ たけひで(ハラダ タケヒデ)
画家・絵本作家/ジョージア映画祭主宰。1954年2月15日、東京都小平市に生まれる。1972年より、現代思潮社「美学校」で現代美術の松澤宥氏に師事。1974年から2019年までの44年間、東京・岩波ホール(2022年に閉館)で世界の名作映画の上映に携わる。とくに1978年に映画「ピロスマニ」の公開を担当して以降、ジョージア文化、同国の映画の紹介に努め、2018年、2022年、2024年にジョージア映画祭を開催した。絵本に『パシュラル先生』(産経児童出版文化賞入賞)のシリーズ、『フランチェスコ』(ユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞)など。2022年、ジョージアの各都市で「聖ピロスマニ」と題した個展(在ジョージア日本大使館主催)が開催された。日本における画家ニコ・ピロスマニとジョージア映画の紹介に対して、2019年にジョージアのピロスマニ祭で感謝状、2022年にジョージア外務省から文化功労賞「ジョージアの友人」、2024年に在日ジョージア大使館からジョージア日本友好賞が授与される
馬場 広信(ババ ヒロノブ)
映画、比較文化、ディアスボラ研究[ユダヤ・アルメニア]。1964年生まれ。博士(文学)
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商品説明
一九七四年、世界の名作映画を世に紹介してきた川喜多かしこ(後に川喜多記念映画文化財団理事長)とともに、当時は映画専門館ではなかった岩波ホール総支配人だった〓野悦子は、上映運動「エキプ・ド・シネマ」(第一回上映はサタジット・レイ監督『大樹のうた』)を始める。以後、ジャン・ルノワール、ルキノ・ヴィスコンティ、イングマール・ベルイマン、サタジット・レイ、羽田澄子、アンジェイ・ワイダ、アニエス・ヴァルダ、アンドレイ・タルコフスキー、オタル・イオセリアニ、テオ・アンゲロプロスなど巨匠の作品のみならず、第三世界と言われたアジア・アフリカ・南米・東欧などの優れた作品を、半世紀近く上映し、二〇二二年、惜しまつつ閉館した。その岩波ホールで、〓野支配人のもと、一九七四年から二〇一九年まで、中心的なスタッフとして企画・広報に携わった、はらだたけひでが語る貴重な証言。
1974年、世界の名作映画を世に紹介してきた川喜多かしこ(後に川喜多記念映画文化財団理事長)とともに、当時は映画専門館ではなかった岩波ホール総支配人だった髙野悦子は、上映運動「エキプ・ド・シネマ」(第一回上映はサタジット・レイ監督『大樹のうた』)を始める。
以後、ジャン・ルノワール、ルキノ・ヴィスコンティ、イングマール・ベルイマン、サタジット・レイ、羽田澄子、アンジェイ・ワイダ、アニエス・ヴァルダ、アンドレイ・タルコフスキー、オタル・イオセリアニ、テオ・アンゲロプロスなど巨匠の作品のみならず、第三世界と言われたアジア・アフリカ・南米・東欧などの優れた作品を、半世紀近く上映し、二〇二二年、惜しまれつつ閉館した。
その岩波ホールで、髙野支配人のもと、一九七四年から二〇一九年まで、中心的なスタッフとして企画・広報に携わった、はらだたけひでが語る貴重な証言。
目次
はじめに 馬場広信
一、岩波ホールとは何だったのか
―日本ATGに始まるアート・ハウス映画館六十一年の歩みを振り返る
1.真のアート・ハウス系映画館が東京から消える 8/2.岩波ホールの先駆け、日本アート・シアター・ギルドの十三年 11/3.川喜多かしこと髙野悦子:岩波ホール―エキプ・ド・シネマという映画公開運動 14/4.二十一世紀の岩波ホール:映画館の色を保った最後の砦 18
二、本書の目的と構成20
第一章 はらださんの放浪時代―岩波ホール入社前史
はらださんとの出会い 24/少年の未来を妨げた壁 26/政治の季節に文学に目覚める 30/カウンター・カルチャーの興隆 33/エヴァンス、コルトレーン、ジャニス 35/六〇年代末、カタストロフと再生の感覚 38/ダダイズム、シュールレアリスムを知る 40/ラモリス監督『白い馬』が創造的原風景の一つ 42/高校における蹉跌 47/カフカの文庫本に書き付けをする男 49/バシュラールとフランチェスコ─希望を探し続ける 51/新聞配達、サンドイッチマンをして得たもの 53/大空詩人と佐々木昭一郎演出「さすらい」 55/美学校入学、現代美術・松澤宥の門下に 58/ドロップアウト、女性のグループとともに 60/広河隆一のコミューン運動に参加 63/独立国宣言不発、そして長野へ 67/フランチェスコに導かれて過疎の村へ 71/インド映画を観るために岩波ホールへ 76/総支配人・髙野悦子さんとの出会い 78
第二章 映画館としての岩波ホール―その伝説の始まり
岩波ホールと髙野さん 84/岩波不動産株式会社ホール部 88/入社間もなく映写技師に 93/多目的文化ホールとして 97/ポルトガルとギリシャ悲劇 101/エキプ・ド・シネマ草創期 104/世界の映画を積極的に紹介 109/IP、フランス映画社、東宝東和 112/岩波ホール演劇シリーズ 114/『惑星ソラリス』、『ねむの木の詩がきこえる』の成功 119/ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 悠人書院
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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