ポスト・ヒューマニティ時代の宗教 〈宗教概念批判〉以降の宗教と人間
発売日:2025年12月
- ページ数
- 324,14p
- ISBN
- 978-4-326-10359-1
- 著者情報
- 古荘 匡義(フルソウ タダヨシ)
1980年生まれ。龍谷大学社会学部准教授。京都大学大学院文学研究科思想文化学専攻宗教学専修修了。博士(文学)。専門は宗教哲学、日本宗教思想
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商品説明
「宗教概念批判」の視点は、現代の思想状況の中でどのようにアップデートできるのか。宗教学・宗教哲学の可能性を提示する。
ポスト・ヒューマニティと呼ばれる現代の思想潮流において、「宗教」概念と、それを信仰する「人間」そのものを問い直す。
「宗教」という概念を批判的に捉え直す「宗教概念批判」の視点は、現代の思想状況の中でどのようにアップデートできるのか。多神教やポスト世俗、グノーシス主義、パレスチナなどの概念の再考と、フーコー、バトラー、レヴィナス等への考察を通して、現代の宗教や社会が抱える諸問題を論じ、宗教学・宗教哲学の可能性を提示する。
目次
序章 いま、いかにして「宗教とは何か」と問いうるか[古荘匡義・藤井修平]
一 ポストヒューマニティと宗教研究
二 本書の「宗教概念批判」という視座
三 本書の成立と構成
第I部 ポストヒューマニティ時代の宗教概念
第1章 宗教概念批判からは何が得られるのか[藤井修平]
はじめに
一 宗教概念批判と宗教学批判
二 宗教概念批判を整理する
三 宗教概念批判が問いかけるもの
四 宗教概念批判の多様な帰結
五 宗教概念批判以後の宗教学について
おわりに
第2章 ポストヒューマンとポスト世俗化――公共圏の変容をめぐって[清家竜介]
はじめに
一 人間性の危機とポストヒューマン的転回
二 近代的「人間」像とその問い直し
三 ポスト世俗化と公共圏の変容
四 ハーバーマスの世俗的理性に対するタラル・アサドの批判
五 ポスト世俗的公共圏の限界とメシア的世俗主義
第3章 「多神教」は哲学においてどのように語られてきたか――近代のいくつかの事例を手がかりとして[山根秀介]
はじめに
一 「一神教」に劣る宗教としての「多神教」
二 「一神教」のオルタナティヴとしての「多神教」
おわりに
第II部 生きられた宗教をどう捉えるか
第4章 宗教体験談の図式化によって何をみるか[猪瀬優理]
はじめに――宗教概念批判と宗教体験談
一 宗教体験談を捉える視点
二 オブジェクト指向言語UMLとは
三 UMLをもちいた宗教体験談の図式化
おわりに――考察とまとめ
第5章 「生きられた神秘」としての宗教哲学――姉崎正治について[古荘匡義]
はじめに
一 『宗教学概論』に至る姉崎の思想展開
二 『復活の曙光』の神秘
おわりに――姉崎正治と宗教哲学
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 龍谷大学国際社会文化研究所叢書 第37巻
- 出版社名
- 勁草書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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