時空の哲学と現代宇宙論
発売日:2026年1月
- ページ数
- 287p
- ISBN
- 978-4-8158-1218-8
- 著者情報
- 藤田 翔(フジタ ショウ)
1986年生まれ。現在、京都大学大学院文学研究科特定研究員(学振RPD)、博士(人間科学)
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商品説明
この宇宙のあり方と起源を問い直す。数多の数式で表現される物理学的宇宙像を、哲学的枠組みによって言語化し、統一的に把握する。マクロ・ミクロの物理学理論の将来も見据え、時間と空間の本質に迫る、気鋭による力作。
この宇宙はどのようにして生まれ、どのような形で存在しているのか? 数多の数式で表現される物理学的宇宙像を、哲学的枠組みによって言語化し、統一的に把握する。マクロ・ミクロの物理学理論の将来も見据え、時間と空間の本質に迫る、気鋭による力作。
目次
はじめに ―― 時空の哲学に何ができるのか?
序 章 時空にまつわる究極の問い
第1章 時空の哲学の歴史
―― 時間と空間について考えた人々
1.1 絶対時空と相対時空の二項対立
1.2 相対性理論における時空間の変容
1.3 一般相対性理論の成立背景
1.4 宇宙論への拡張と物理的な場の取り扱い
第2章 現代における時空の哲学的な問い
2.1 繰り返される穴の議論
2.2 モデルと物理世界との対応:多様体と計量
2.3 偶然的性質と本質的性質
2.4 アリストテレスの実体説と現代への適用
2.5 多様体実体説から計量実体説へ
2.6 関係説との調停
第3章 構造実在論における時空の解釈
3.1 科学的実在論の課題
3.2 対象実在論から構造実在論へ
3.3 構造実在論の2つのバージョン
3.4 時空の実在に応用した構造実在論の登場
3.5 2つの実体説と時空の役割の変化
3.6 時空における用語の様々な使い方
3.7 実体説と関係説、構造実在論の主張の共通点
第4章 マクロな宇宙論に対する哲学の応答
4.1 時空の哲学とは無縁の宇宙空間の膨張説
4.2 構造実在論的解釈と宇宙膨張の関係
4.3 マクロな意味での真空に対する取り扱い
第5章 構造の多義性とミクロ物理学への橋渡し
5.1 作用による高階の時空構造
5.2 電磁場の構造と量子化
5.3 量子化による構造の影響
5.4 古典と量子に跨る構造
5.5 物理学理論の今後の可能性
付 量子化された調和振動子のエネルギー表記
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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