うきよの恋花 好色五人女別伝

周防柳/著

発売日:2025年12月

  • うきよの恋花 好色五人女別伝
  • うきよの恋花 好色五人女別伝
ページ数
379p
ISBN
978-4-08-744847-4
著者情報
周防 柳(スオウ ヤナギ)
1964年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、編集者・ライターに。2013年「八月の青い蝶」(「翅と虫ピン」改題)で第26回小説すばる新人賞、15年同作で第5回広島本大賞を受賞

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商品説明

寺の若衆・吉三郎に火事場から助けられたお七は、避難先の寺で彼の涼しい瞳とたくましい背中に恋をする。吉三郎もまたお七に在原業平の恋の歌をしたためた結び文を渡す。しかし、身分違いの恋ゆえか二人の仲は進まない。家の普請が終わり、改めて寺を訪ねた日、お七は怖ろしいものを目にし…(「八百屋お七」)。井原西鶴『好色五人女』を独自解釈し、恋に生きた五人の女性の姿を活写した悲恋小説。

この恋は、地獄につながっている───

女はなぜ、男のために火つけをし、火あぶりになったのか。(「八百屋お七」)
女はなぜ、道ならぬ恋におぼれ、自ら鉋(かんな)で胸を突いたのか。(「樽屋おせん」)
女はなぜ、ふしだらな下男と駆け落ちし、心を喪ったのか。(「お夏清十郎」)

江戸時代の人々の注目の的になった恋の事件の裏には、
悲しい“まこと”と、優しい“ほら”があった───

心中、駆け落ち、不義密通。
江戸のスキャンダルをまとめた井原西鶴の代表作『好色五人女』を大胆に新解釈した、胸に刺さる悲恋時代小説。

【著者略歴】
周防 柳(すおう・やなぎ)
1964年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2013年『八月の青い蝶』(「翅と虫ピン」改題)で第26回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2015年、同書で広島本大賞「小説部門」大賞を受賞。著書に『逢坂の六人』『虹』『余命二億円』『蘇我の娘の古事記』『高天原──厩戸皇子の神話』『とまり木』『身もこがれつつ──小倉山の百人一首』などがある。

商品詳細

シリーズ名
集英社文庫 す13-5 歴史時代
出版社名
集英社
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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