アズハルの学校「マアハド」 現代エジプトのイスラーム教育制度改革

内田直義/著

発売日:2025年10月

  • アズハルの学校「マアハド」 現代エジプトのイスラーム教育制度改革
  • アズハルの学校「マアハド」 現代エジプトのイスラーム教育制度改革
ページ数
459,40p
ISBN
978-4-7795-1891-1
著者情報
内田 直義(ウチダ ナオヨシ)
1990年、兵庫県に生まれる。創価大学文学部人間学科卒業(2013年)。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士前期課程修了(2015年)、同後期課程修了(2023年)。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)(2019年〜2021年)、名古屋大学高等教育研究センター研究員(2022年〜2023年)を経て、現在、就実大学心理学部講師。専門は比較教育学

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商品説明

中世以来、学術と教育の分野においてイスラーム世界で中核的な役割を担ってきたアズハル。その統括下にあるイスラーム学校「マアハド」は近代化改革を経て、いかに現代エジプトの国民教育の重要な一端を担うまでに至ったか。法整備の過程と学校関係者のインタビューから迫る。

イスラーム教育の伝統と革新



中世以来、学術と教育の分野においてイスラーム世界で中核的な役割を担ってきたアズハル。
その統括下にあるイスラーム学校「マアハド」は近代化改革を経て、いかに現代エジプトの国民教育の重要な一端を担うまでに至ったか。
法整備の過程と学校関係者のインタビューから迫る。


 
本書では、アズハルの初等・中等教育機関マアハドに着目し、アズハルのイスラームの学びがエジプトの人々になぜ必要とされ続けたのかを考える。そして、現代エジプトのイスラーム教育の制度が、国からのいかなる改革の方針と教育現場の期待や葛藤との相互作用によって形成されてきたのかを描くことが本書の目的である。(序章より)






●著者紹介
内田直義(うちだ なおよし)
1990年、兵庫県に生まれる。創価大学文学部人間学科卒業(2013年)。名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士前期課程修了(2015年)、同後期課程修了(2023年)。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)(2019年〜2021年)、名古屋大学高等教育研究センター研究員(2022年〜 2023年)を経て、現在、就実大学心理学部講師。専門は比較教育学。主な著作に、服部美奈監修、内田直義・千田沙也加・中島悠介・松本麻人・見原礼子編著『日本で暮らすムスリムの子どもたちの教育:イスラームを学ぶ・生きる・継承する』(共編著、明石書店、2025年)、「宗教教育、宣教(エジプト)」イスラーム文化事典編集委員会編『イスラーム文化事典』(丸善出版、2023年)、「エジプトのイスラーム女子教育:アズハル系女子学校教員の語り」長沢栄治監修、服部美奈・小林寧子編著『教育とエンパワーメント(イスラーム・ジェンダー・スタディーズ第3巻)』(明石書店、2020年)など。

目次

凡  例

序章 研究の課題と方法
 第1節 研究の背景と目的 
 第2節 本書で用いる時代区分―転換点としての一九六一年法 
 第3節 先行研究の検討 
 第4節 研究方法 
 第5節 本書の構成 

?コラム1 留学先としてのアズハル 

第I部 エリート主義的な近代イスラーム学校の誕生 一九六一年法体制の前史
第1章 一九六一年法成立以前のアズハル法が規定するマアハド 旧制度の学校組織とカリキュラム
 第1節 一八六〇年代までのアズハル・モスクにおける教育近代化
 第2節 一八七〇年代から一九一〇年代までのアズハルの教育部門の制度形成
 第3節 一九二〇年代から一九五〇年代までのマアハド制度
 第4節 小  括

第2章 アフマディー・マアハド 旧制マアハドが受け入れる生徒層
 第1節 アフマディー・マアハドの沿革
 第2節 生徒の多様な出身階層
 第3節 生徒の厳しい学校生活
 第4節 小  括

第3章 アスユート・マアハド 旧制マアハドにおける教職員の専門性
 第1節 アスユート・マアハドの沿革
 第2節 管理職教員の上級イスラーム学識者としての地位
 第3節 一般教職員のイスラーム教育の専門性
 第4節 小  括 

?コラム2 文献資料の収集

第II部 一般学校に準じた学校制度の整備と学校種の充実 一九六一年法体制の成立
第4章 一九六一年法一〇三号が規定するマアハド 新制度の学校組織とカリキュラム
 第1節 一九六一年法成立までの経緯 
 第2節 一九六一年法が示すアズハル機構の新体制
 第3節 一九六一年法が示すマアハドの改革方針
 第4節 ある卒業生の視点でみた旧制マアハドから新制マアハドへの移行
 第5節 小  括

ほか

商品詳細

出版社名
ナカニシヤ出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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