歴史としての日米安保条約「増補」

波多野澄雄/著

発売日:2025年12月

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版数
増補
ページ数
341p
ISBN
978-4-00-600491-0
著者情報
波多野 澄雄(ハタノ スミオ)
1947年岐阜県生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。防衛研修所戦史部勤務を経て、筑波大学社会科学系教授。現在は筑波大学名誉教授、外務省「日本外交文書」編纂委員長、国立公文書館アジア歴史資料センター長。日本外交史。著書に『幕僚たちの真珠湾』(朝日選書、1991年。第21回吉田茂賞)、『太平洋戦争とアジア外交』(東京大学出版会、1996年。第26回吉田茂賞)など

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商品説明

二〇〇九年八月、民主党政権の誕生により、日本側の機密外交記録が公開され、日米安保条約の歴史的検証がようやく可能となった。「密約」問題に関して調査に当った有識者の一人として報告書をまとめた著者が、主に日本側の広範な資料を渉猟し、敗戦から今日までの日米安保の真実を描く。昨今の安保問題についての補論を加えた、増補決定版。

2009年8月、民主党政権の誕生により、日本側の機密外交文書が公開され、日米安保条約の歴史的検証がようやく可能になった。「密約」問題に関して調査に当った有識者の一人として報告書をまとめた著者が、主に日本側の広範な資料を渉猟し、敗戦から今日までの日米安保の真実を描く。昨今の安保問題についての補論を加えた。

目次

増補にあたって
 はじめに
 凡 例

序 章 安保条約の国際的背景
 1 核兵器と「核抑止」
 2 NCND政策と「核の傘」
 3 ヴァンデンバーグ決議と相互防衛条約網の形成
 4 安保改定――二つの難題

第一章 日米安保条約と改定の模索
 1 アジア太平洋の同盟網と日米安保条約
 2 日米相互防衛条約「試案」――五五年の重光提案
 3 下田・パーソンズ会談
 4 海外派兵と「有事駐留」構想
 5 重光・ダレス会談とその教訓

第二章 岸政権と改定交渉の始動
 1 原水爆禁止運動と基地問題
 2 岸内閣の誕生と安保条約の見直し
 3 岸の訪米と日米共同声明
 4 日米安保委員会と安保条約の「調整」
 5 藤山外相の入閣と改定交渉の始動
 6 外務省と現行条約の「調整」
 7 「事前協議」の設計――米軍の域外使用と核持ち込み
 8 「相互援助条約」の打診と事前協議案
 9 岸の「新条約」への決断
 10 藤山訪米

第三章 「相互援助条約」への道
 1 米側草案と「フォーミュラ案」の提示
 2 ヴァンデンバーグ条項をめぐって
 3 「条約地域」(防衛地域)と集団的自衛権
 4 沖縄・小笠原を「条約地域」に含めるか?
 5 日本側「ドラフト案」とマッカーサーの拒絶
 6 政局紛糾と交渉の停滞

第四章 交渉再開と事前協議制の成立
 1 行政協定の見直し
 2 「藤山試案」と日本側草案(三月二〇日案)をめぐって
 3 日本側草案(三月二〇日案)の修正
 4 ワシントンの反応
 5 事前協議に関する「フォーミュラ案」の行方
 6 岸・ハーター交換公文と「討議の記録」
 7 行政協定交渉

ほか

商品詳細

シリーズ名
岩波現代文庫 学術 491
出版社名
岩波書店
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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