環境を語る言葉 生態心理学から見た語彙意味論
発売日:2025年10月
- ページ数
- 246p
- ISBN
- 978-4-89476-622-8
- 著者情報
- 仲本 康一郎(ナカモト コウイチロウ)
1968年、広島県生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。情報通信研究機構(NICT)専攻研究員を経て、山梨大学全学共通教育センター教授
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商品説明
本書は、認知言語学の経験基盤主義に生態心理学の実在論を融合させ、環境が人間に対して有意味な構造を持つという視点を加えることで、言語が単なる人間の主観的な認知プロセスの反映ではなく、環境との相互作用に基づく活動を通じて形成されることを主張する。これまでの静的な言語観を超え、環境における実際の活動や経験に根ざすダイナミックな言語観を提示し、言語研究の新たな地平を切り拓く革新的なアプローチを展開する。
目次
「シリーズ 認知と言語」刊行のことば
はじめに
序章 本書の立場と目標
1 文化人類学
1.1 ソシュール言語論
1.2 サピア・ウォーフの仮説
2 認知言語学
2.1 経験基盤主義
2.2 主体性の言語学
3 生態心理学
3.1 生態学的実在論
3.2 生態学的言語論
第1章 生態心理学の意味研究
1 生態学的実在論
1.1 アフォーダンス
1.2 エコロジカル・セルフ
1.3 アフォーダンスについての覚書
N.B. 環境世界(環世界)
2 知覚の能動性
2.1 探索活動
2.2 ダイナミック・タッチ
2.3 知覚と行為のカップリング
N.B. 活動システム
3 相互作用的属性
3.1 形容詞の意味記述
3.2 科学的言明と日常的言語
3.3 「重い」の意味記述
第2章 言語発達と文化学習
1 子どもの語彙獲得
1.1 認知的制約
1.1.1 事物名詞の語彙獲得
1.1.2 動作動詞の語彙獲得
1.2 生態心理学から見た語彙獲得
1.2.1 アフォーダンスの語彙獲得
1.2.2 社会語用論と語彙獲得
2 社会文化的アプローチ
2.1 コミュニケーションと発達
2.2 指し言語から語り言語へ
3 文化学習と意図知覚
3.1 文化と活動の心理学
3.1.1 道具に媒介された行為
3.1.2 意図の知覚
3.1.3 心の理論
3.2 二重表象と文化の継承
3.2.1 二重表象説
3.2.2 盲目的学習
第3章 事物の操作と相互作用
1 環境と活動の意味論
1.1 生態学的環境
1.1.1 生態学的存在
1.1.2 相互作用の意味論
1.1.3 ひものアフォーダンス
1.2 事物の操作と相互行為
1.2.1 事物の操作
1.2.2 相互行為システム
2 事物の操作と変形可能性
2.1 操作動詞の意味論
2.1.1 変形動詞の意味論
2.1.2 構造的特徴
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- シリーズ認知と言語 1
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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