中島梓と「やおい」の時代 「1968年」の「革命」を視座として
発売日:2025年10月
- ページ数
- 356p
- ISBN
- 978-4-8234-1310-0
- 著者情報
- 金子 亜由美(カネコ アユミ)
1983年茨城県生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。専攻、日本近代文学
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
「六八年革命」としての学生運動は、「やおい/ボーイズ・ラブ(BL)」の成立にいかなる影響を与えたのか。本書では、少女マンガの「革命」を謳った竹宮惠子の「美少年マンガ」や、「川口君事件」の衝撃から生み出された中島梓の「少年愛」小説などを分析することを通じて、その背後にある「六八年」の記憶を炙り出す。「やおい/BL」が、「六八年」を別の形で継続する「革命」であったことを明らかにする画期的研究書。
目次
まえがき
序章 「私たちはこれでいいのだろうか」―「麻薬」から「毒」を作るために
一 「逃避(BL)」は「抵抗(政治)」たり得るか
二 「ヤオイ」の現象化
三 「商品(BL)」の「お約束」
四 中島による「BL」批判
第一章 (反)「革命」としての「美少年マンガ」
一 「1968年という年」
二 反物語(ロマンス)としての「美少年マンガ」とその限界
三 反「革命」としての「BL」
第二章 疎外者(アウトサイダー)の自己幻想―中島梓の「少年」
一 書き落とされた「歴史」
二 「川口君事件」へのこだわり
三 「少年(マイナー)」の「逆転劇」
第三章 「川口大三郎」から「少年」へ
一 「生政治(バイオ・ポリティクス)」としての「川口君事件」
二 「川口大三郎」という「詩(ポエジー)」
三 「永遠の受動態(ネガティブ)」としての「少年」
四 「欲望」の原因としての「少年」
第四章 「闘争」する「少年」
一 「少年」をいかに書くか
二 「絵筆」と「ナイフ」
三 「ディオニュソス」としての「少年」
四 「アポロン」の背信
五 「美」を解体する「闘争」
第五章 商品の「逆転劇」―中島梓=栗本薫「真夜中の天使」論
一 「革命」から「革命ゲーム」へ
二 「民主主義など、くたばってしまうがいいのだ」
三 今西良は商品(モノ)である
四 「解放区」の破壊者(サークル・クラッシャー)としての商品
五 商品の「逆転劇」
第六章 史上「完璧」な「JUNE」―野村史子「テイク・ラブ」論
一 野村史子/中野冬美による「やおい表現」批判
二 「革命」の物語(ナラティブ)を「解体」する
三 「妹」の「欲望」
四 他者と協同する「愛」の物語(ナラティブ)の(不)可能性
第七章 「飼育係」の法―西条公威「ABSOLUTE BODY CONTROL」論
一 「普通の少年たち」の台頭
二 西条公威の暴力的(アナーキー)な「BL」
三 「飼育係」の謎
四 「普通の少年たち」の猥褻な法
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 未発選書 33
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。