福澤諭吉と法典論争
発売日:2025年10月
- ページ数
- 322p
- ISBN
- 978-4-7664-3063-9
- 著者情報
- 高田 晴仁(タカダ ハルヒト)
1965年10月14日富山市生まれ。慶應義塾大学大学院法務研究科教授。早稲田大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科修了、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部専任講師、助教授(准教授)、教授を経て現職。専門は商法
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
法典延期派であった福澤諭吉。それは何故か?「民法出て忠孝亡ぶ」。この法典論争に、福澤諭吉は何故「法典延期」を唱えたのか?その疑問を端緒として、明治国家の近代企業法制の形成に対する福澤の思想と行動、そしてドイツ人医師ベルツが「日本の教師」と評した福澤の実像を、随筆やコラムも交えつつ、鋭く読み解く。
法典延期派であった福澤諭吉。それは何故か?
「民法出て忠孝亡ぶ」。この法典論争に、福澤諭吉は何故「法典延期」を唱えたのか?
その疑問を端緒として、明治国家の近代企業法制の形成に対する福澤の思想と行動、そしてドイツ人医師ベルツが「日本の教師」と評した福澤の実像を、随筆やコラムも交えつつ、鋭く読み解く。
明治期、近代国家形成の根幹をなす法典の制定をめぐり、価値観が激しく対立した「法典論争」。
法典は思想・政治・経済・言論が交差する場所で形成される――本書は、従来あまり注目されてこなかった福澤諭吉の立場に焦点を当て、法を見る視線とその行為を三部構成でたどる。I部は『西洋事情』『文明論之概略』を背景に、条約改正と法典編纂の延期論の理路を。 II部は帝国議会の大論争を軸に、商法典論争とブールス(取引所)前史から、制度化の現実を描く。 III部は敗訴事件と著作権・出版制度の実践を読み解き、理念、制度、実践が接続される局面を一次史料に基づき読み解いていく。
目次
I 福澤諭吉の法典論
福澤諭吉の法典論 ―法典論争前夜
一 はじめに
二 「政令法律の改革」の条件 ―『西洋事情』と『文明論之概略』
三 井上外交と時事新報発行停止事件
Column 井上条約改正案
法典延期派・福澤諭吉 ―大隈外交期
一 大隈外交と福澤
二 福澤の法典延期論
(I)条約改正と法典編纂の切断/(II) 法典編纂の手続―帝国議会/(III) 法典発布の利害
Column 大隈条約改正案
福澤諭吉と法典論争 ―法典延期・修正・施行
一 はじめに
二 商法質疑会 ―実業界の立法関与
三 第一回帝国議会における商法延期戦と福澤
四 丸家銀行の不始末 ―福澤の敗訴
五 商法一部施行へ ―転回
六 新条約実施と法典施行 ―最晩年
七 むすび ―タフマインデッドとリーガルマインド
Column 法典論争(民・商法典)
Column 明治民法
Column 明治商法
II 福澤諭吉と商法典論争
福澤諭吉と商法典論争
福翁自伝と商法の一〇〇年
旧商法典
商法典論争
帝国議会の大論争
法典論争の見方
実学と法学
「独立自尊」と私法の原理
福澤と商法
福澤門下の商法学者
福澤と商法典論争
法律の「文字」と機能
漸進主義と内治優先主義
福澤晩年と新商法典施行
福澤流法学 ―むすびに代えて
Column 古老の質問
福澤諭吉とブールス条例 ―商法典論争の前史として
一 はじめに
二 ブールスの端緒
三 ロェスレルによる商法草案とブールス条例の起草
四 福澤のブールス批判
五 ブールスの裏面 ―取引所の争奪と政治
六 井上外交の挫折とブールス問題の収拾
七 取引所法と旧商法一部施行 ―むすびに代えて
Column 「通義」と豊かな他者感覚
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 慶應義塾大学出版会
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。