君の手が語ること
発売日:2025年10月
- ページ数
- 218p
- ISBN
- 978-4-8038-0477-5
- 著者情報
- ゾペティ,デビット(ゾペティ,デビット)(Zoppetti,David)
1962年、スイス生まれ。高校時代から独学で日本語を学ぶ。90年、同志社大学(国文専攻)卒。91年、初の外国人正社員としてテレビ朝日に入社。96年、『いちげんさん』ですばる文学賞を受賞、芥川賞候補となる。98年、執筆に専念するためにテレビ朝日を退社。著書に『旅日記』(日本エッセイスト賞受賞)などがある。また、現在、執筆のかたわら、東京都内の地域手話通訳者を目指して、刻苦勉励中
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商品説明
還暦を迎えた主人公の「僕」は40年近く日本で暮らし、大学で国文学を教えるベルギー人。あるきっかけで手話に興味を持ち、自らも手話サークルなどで学んでいるが、オンライン講座で知り合った岐阜に住む40代のER看護師・梓に、画面越しに惹かれてしまう。観光を兼ねて訪れた岐阜で初めて対面した二人は、聴者ながら手話だけでコミュニケーションを取ろうという梓の提案で、ちょっと風変わりな旅をする。やがて二人は恋に落ちるが、「僕」が東京に戻った後、梓から衝撃的な真実を打ち明けられる…そして2025年秋、様々な葛藤を乗り越えて上京しデフリンピックを観にきた梓と、再会に胸をときめかす「僕」。華やかな祭典を舞台に、迎える二人の恋の予期せぬクライマックスとは?
国文学教授で還暦を迎えるベルギー人の「僕」と岐阜に住む看護師の梓は、手話の世界を通じて出会い、互いに惹かれあう。梓の住む岐阜での逢瀬で梓の抱える闇を感じながら、二人の愛はデフリンピック会場で意外な展開を迎える。(小川洋子氏・推薦)
──無言と無音は違う。沈黙の中でも言葉は行き交う。そういう言葉は、まるで今、心から取り出したばかりとでもいうような、ほのかな温もりを帯びている。僕と梓の間に描かれた指の軌跡が、まぶたの裏に映ったままいつまでも消えないのは、その温もりのせいだろう。
小川洋子
商品詳細
- 出版社名
- 田畑書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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