まちは言葉でできている
発売日:2025年10月
- ページ数
- 215p
- ISBN
- 978-4-7601-5647-4
- 著者情報
- 西本 千尋(ニシモト チヒロ)
1983年埼玉県川越市生まれ。NPO法人KOMPOSITION(居住支援法人)理事/JAM主宰。2003年から商店街、景観、観光、歴史的建築物、町並み保存、エリアマネジメント、居住支援等、各種まちづくりに携わる。跡見学園女子大学兼任講師
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商品説明
「再開発の言葉」から、「足もとの言葉」へ。現場の20年を記録した、抵抗の随筆集。
“行政やデベロッパー主導の「まちづくり」に「わたし」は居ない。町にはひとりぼっちで居られる場所も、ひそかに涙を流す場所も必要だ。”
――森まゆみさん
“暮らしに対して、ひとりひとりが誠実であるとはどういうことか。こういうことだったのだ。”
――武田砂鉄さん
【内容】
都市計画の中で妊婦や子どもや障害者や女性や高齢者の存在が想定されていないこと、安全で快適な空間のためにホームレスの人々が排除されてきたこと、「公園まちづくり制度」の名の下に緑豊かな公園がなぜか消えていくこと、歴史ある町並みや昔ながらの銭湯を残すのがこんなにも難しいこと、「創造的復興」が被災者の生活再建に結びつかないこと――
目の前にあるまちは、どのようにして今あるかたちになったのか。誰がそれに同意したのか。住民にまちを変えていく力はあるのか。「みんなのため」に進められる再開発の矛盾に目を凝らし、その暴力性に抗っていくために、専門家や行政の言葉ではなく、生活にねざした言葉でまちを語り直したい。
“すベて景色の前には「言葉」がある。わたしたちは「言葉」でまちをつくってきた。ある日突然、そこにブルドーザーが現れるのではない。必ず、その前に「言葉」がある。だからその「言葉」が変われば、ブルドーザーの現れ方も、立ち入り方も、去り方も変わり、まちのかたちも変わる。”(本文より)
「まちづくり」に関わるようになって約20年、現場で味わった絶望と反省を、各地で受け取った希望を、忘れないために記録する。ごくふつうの生活者たちに捧げる抵抗の随筆集。
目次
はじめに
第1部 再開発の言葉
第1回 モア4番街のオープンカフェ
第2回 神宮外苑の再開発
第3回 生きられる町並み
第4回 誕生を祝うまち
第5回 「東京大改造」は持続可能な開発か?
第2部 足もとの言葉
第6回 自分の家のように感じる(でも家ではない)
第7回 頼りなく外へ出る
第8回 百年の森林(もり)を生きる
第9回 「取るに足りなさ」との闘い
第10回 コモンズを破壊しない建築は可能か?
第11回 「創造的復興」――能登から問い直す
第12回 普通に一緒にいる――外国ルーツの人々
第13回 足裏の記憶――『大邱の敵産家屋』と森崎和江
第14回 覚えていたい――認知症と高齢者
おわりに
商品詳細
- 出版社名
- 柏書房
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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