50代、それでも戦い続ける 将棋指しの衰勢と孤独と熱情と
発売日:2025年10月
- ページ数
- 189p
- ISBN
- 978-4-7993-3212-2
- 著者情報
- 村瀬 信也(ムラセ シンヤ)
朝日新聞将棋記者。1980年生まれ。東京都出身。早稲田大学将棋部で主将を務め、2000年の学生名人戦でベスト16に。2003年朝日新聞社に入社。2008年に文化グループ(現・文化部)に異動、2011年からは将棋の専属担当に。大阪生活文化部などを経て、2025年から文化部次長として将棋と美術を担当
木村 一基(キムラ カズキ)
棋士。1973年生まれ。千葉県四街道市出身、同市PR大使を務める。1985年に佐瀬勇次名誉九段門下で棋士養成機関「奨励会」に入会。難関の「三段リーグ戦」で足踏みした後、1997年にプロ入り。23歳9カ月という遅咲きだった。2007年、名人挑戦権を争うA級順位戦に初めて昇級。2011年、全棋士が出場する「朝日杯将棋オープン戦」で初優勝。2019年、9期ぶりにA級に復帰。同9月、7度目のタイトル挑戦となる第60期王位戦で開幕2連敗からの逆転劇で王位獲得を果たす。46歳3カ月での初タイトルは史上最年長記録
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商品説明
進むAI、若手中心の将棋界の中で戦う「中年の星」木村一基を将棋記者が描く。
朝日新聞将棋記者・村瀬信也が書いた、
50代プロ棋士・木村一基の軌跡
頭脳・体力の自己認識から若手棋士への気持ち、
AIに対する感触、将棋への思いまで、赤裸々に描くーー。
「退化している部分があるかもしれないが、全体の進歩の速さに追いつく伸びがないのかもしれない」
「『精一杯やっている』と思う自分と『もっと時間をつくって将棋に取り組めるはずだ』と思う自分と」
「記憶力とか読む量の衰えとか、自分がバカになっていくのを実感するのがたまらなく嫌ですね」
「経験が生きることを強引に見つけるとしたら、苦しくなったときに辛抱できるようになったことぐらいじゃないでしょうか」
「カーテンを閉めていいなんて、言わなきゃよかった。藤井(聡太)さんが焼け焦げてひからびるのをじっと待っていればよかった」
「(永瀬九段を)以前は強烈な人だな、と思っていたけど、今は憧れに近い気持ちを感じています」
「やっぱり、やっていて面白いです。研究が活きて勝った時は研究したかいがあったと思いますし、
夜戦は自分の子どものような年代の人とケンカするようなところがあって、とても興奮します。この生活を少しでも長く続けたいです」
若き天才たちが躍動する将棋の世界で、
衰えゆく頭脳と体力 、進むAI、時流の変化 、
そして生まれる不安とあせり ――。
彼の抱える苦悩は、多くの働く中高年が
直面しているそれと重なるのではないかーー。
先の見えない時代の中で、下りゆく自分と向き合い、
もがきながら、あらがいながら、
「それでも、やるしかない」 と歯を食いしばる、
そんな人たちのための一冊です。
将棋好きな人も、そうではない人も、
本書を読めば、明日からもう一度戦うための勇気が湧いてくる!
目次
第1章 50代、どう戦うか
第2章 50代の頭脳と体力
第3章 自分らしい挑戦
第4章 新時代の輝き
第5章 棋士としての、これから
特別収録1 囲碁将棋TV‐朝日新聞社‐(2024年3月29日配信)「チャンネル登録者10万人突破記念イベント」鼎談
特別収録2 朝日新聞インタビュー(2020年2月22日付)「バカになっていくのを実感するのが嫌」
商品詳細
- シリーズ名
- ディスカヴァー携書 266
- 出版社名
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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