ナショナリズムとは何か 帰属、愛国、排外主義の正体

中井遼/著

発売日:2025年11月

  • ナショナリズムとは何か 帰属、愛国、排外主義の正体
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ページ数
280p
ISBN
978-4-12-102880-8
著者情報
中井 遼(ナカイ リョウ)
1983年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。専門は比較政治学。外務省国際情報統括官組織専門分析員、早稲田大学政治経済学術院助手、立教大学法学部助教、北九州市立大学法学部政策科学科准教授などを経て、東京大学先端科学技術研究センター教授

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商品説明

自国民や自民族をめぐる心情を高め、再生産するナショナリズム。帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。世界で台頭する右派ポピュリズムの原動力とされる。なぜ、同胞愛を外国人憎悪に変え、暴力・民族紛争を頻発させるのか。経済格差・貧困との関係はあるのか。本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例からナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、人々の心を政治がどう動かすか、その全容を描く。

民族や国民をめぐる心の働きを強め、再生産するナショナリズム。

帰属意識、愛国心、排外意識の三つの顔をもつ。

世界で猛威をふるう排外主義・右派躍進の正体とされるが、なぜ同胞愛は憎悪に変わるのか。

なぜ民族紛争は再燃するのか。

経済不安との関係とは。



本書は国民国家誕生からの歴史を一望し、豊富な事例をふまえナショナリズムがいつ生まれ、社会に浸透し、私達の心を動かすかの全容を描く。

俗説を覆し、本質に迫る。

目次

【目次】

まえがき



第1章 ナショナリズムとは何か 議論の概観

1 出現

ネーションはいつからあるのか  近代の社会現象  多様化し日常化するナショナリズム

2 定義

言葉の由来 「生まれ」  1政治の意識として  2政治運動のイデオロギーとして  日常的なナショナリズム

3 源泉

1近代主義  2民族象徴主義  3政治や権力闘争

4 分類

「良いナショナリズム」と「悪いナショナリズム」? ナショナリズムとパトリオティズム

5 まとめ――プラスでもマイナスでもなく



第2章 ナショナリズムを構成しているもの

1 三つの意識

2 三つの意識の背景

社会学/政治学/心理学  着目点の違い  諸意識の実態  世界各国の実態  意識は時間とともに変わる

3 意識間の相互連関

愛国心と排外意識はいつ結びつくの?  個人的差異より社会的文脈が重要?  グローバル化の効果?  国のメンバーシップの性格?

4 まとめ――ナショナリズムの多次元性



第3章 何が帰属意識を強めるのか

1 ネーションへの帰属意識

地域主義との関係  複数のアイデンティティ

2 近代化と帰属意識の高まり

学校教育、鉄道  出版・印刷の普及  軍隊

3 現代文化と帰属意識

スポーツの祭典  FIFAワールドカップ  アフリカのサッカー選手権  ラグビーワールドカップ

4 帰属意識を高める政治

5 まとめ



第4章 何が愛国心とプライドを強めるのか

1 愛国心の多義性・多様性

愛国心をどう捉えているか  愛国心の国際比較

2 経済格差との関係

格差と貧困  政府の陽動

3 政治的動員・選挙との関係

選挙と動員

ほか

商品詳細

シリーズ名
中公新書 2880
出版社名
中央公論新社
サイズ
18cm
対象年齢
一般
フォーマット
新書・選書

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