グリーフケアとアウトリーチ かなしみを受け入れて生きていくということ
発売日:2025年10月
- ページ数
- 237p
- ISBN
- 978-4-910818-30-6
- 著者情報
- 金田 諦應(カネタ タイオウ)
1956年、宮城県生まれ。曹洞宗通大寺住職。駒澤大学仏教学部卒業。同大学院修士課程修了。傾聴移動喫茶「カフェ・デ・モンク」を主宰し、東日本大震災の被災者の心のケアにあたる
本郷 由美子(ホンゴウ ユミコ)
「グリーフパートナー歩み」「下町グリーフサポート響和国」、グリーフケアライブラリー「ひこばえ」各代表。精神対話士、社会福祉士。2001年に大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件で、当時小学校2年生だった愛娘を亡くす。翌年グリーフケアと出会い、心のケア活動を開始。多様なかなしみに寄り添う活動のほか、グリーフケア・グリーフサポートを広める講演や研修、いのちの重さ・大切さを伝える講演や授業を行っている
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商品説明
様々な悲嘆を抱えた人に寄り添い、ありのままを受け入れて、その人が立ち直り、再び希望を持って歩めるように支援する―。それがグリーフケアです。
大切な人や身近な存在を亡くし、深い哀しみの中で苦しむ人にどう向き合うべきか。東日本大震災を経験した金田氏と、池田小児童殺傷事件で突然に愛娘を失った本郷氏が、自らの体験を通してグリーフケアの本質を語り合う。
「グリーフケア」を検索すると、いくつもの講座がヒットし、中には「初級」「中級」「上級」のようなコースを紹介している団体もあります。しかし本来「悲しみに寄り添う」ことに初級も上級もないはずです。本書の著者2人は、自身が深いグリーフの経験者で、自分と同じような人を救いたいという切実で純粋な動機でグリーフケアの道を歩み始めました。本書では、その2人がグリーフケアについて語ります。グリーフケアとは何なのか。きっと本当のグリーフケアを理解できると思います。
目次
まえがき
Part1 使命を支えにして―――金田諦應
カフェ・デ・モンクとグリーフケア
そして、その時が来る・・・・・・
満天の星空――落ちてきた宇宙の真理
読経ボランティア
凍りついた心――泣くことができない遺族たち
四十九日追悼行脚――崩壊する自己
震災以前の社会
運命の出会い
カフェ・デ・モンクの活動目的
アウトリーチ型傾聴活動
名前の由来と想い
ホッとする場所 カフェ・デ・モンク
厳しい場所にこそ遊び心を
カフェ・デ・モンクの約束事
悲しみの場に留まること
一周忌行脚――落ちてきた真理
アウトリーチするグリーフケア
場に仕掛ける――心を開くツールの活用
病気自慢
一通の手紙 由紀さんの話①
津波にさらわれた息子 由紀さんの話②
離婚、独居、そしてリストカットの日々 由紀さんの話③
「虎徹地蔵」と一枚の絵 由紀さんの話④
五年目の再開 由紀さんの話⑤
「私の体験を話したい」 由紀さんの話⑥
聞き続ける傾聴の場
「立ち話」「通りすがりケア」
傾聴はオープンでカジュアルな会話から
傾聴は自分自身を知ること
共感疲労とセルフケア
「私の仕事は神様から与えられた使命」
Part2 再び前を向いて歩き始められるように―――本郷由美子
グリーフケアからアウトリーチへ
予期せぬ事件
七色の虹
アメリカからの手紙
私に起きた二つの変化
かなしい思いをしている人に寄り添う一人になりたい
「かなしみ」「悲しみ」「哀しみ」「愛しみ」
グリーフケアとしての「遺志の社会化」
加害者も最初は被害者だったのかもしれない
存在を否定されて育った犯人
憎しみからは何も生まれない
クロノスとカイロスという二つの時間
上智大学グリーフケア研究所に学ぶ
「グリーフケアパートナー歩み」を開設
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 方丈社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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