ほんのかすかな光でも

  • ほんのかすかな光でも
  • ほんのかすかな光でも
ページ数
295p
ISBN
978-4-480-83223-8
著者情報
チェ ウニョン(チェ ウニョン)
1984年、京畿道光明生まれ。2013年、『作家世界』新人賞に入選して作家活動を始める。第五回、第八回、第十一回若い作家賞、第八回ホ・ギュン文学作家賞、第二十四回キム・ジュンソン文学賞、『わたしに無害なひと』で第五十一回韓国日報文学賞、『明るい夜』で第二十九回大山文学賞を受賞

古川 綾子(フルカワ アヤコ)
翻訳家。神田外語大学講師。NHKラジオ「ステップアップハングル講座『K文学の散歩道』」講師を務める

¥2,200 税込

10 nanacoポイント

10 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

2018年から2023年までに書かれた中短編全7編。

『ショウコの微笑』『わたしに無害なひと』などで人気を博し、数々の賞を受賞してきた実力派作家の最新短編集!

手をのばし、すれ違う、
二人に差しこむひとすじの光。
人間関係の感情の機微を卓抜した力で描くチェ・ウニョン。
〈書くこと〉を使命とする強い意志。問い直される女性への差別。


【収録作】
大学で研究者を目指す私と女性講師を描く、表題作/基地村での女性殺害問題と校内誌編集部を描く、「役割」/雇用形態の異なる二人の車中での会話を描いた、「一年」/DV問題を扱った、「返信」/「夫と妻と子ども」という「一般家族」を超えた繋がりを描く、「種まき」「伯母さんへ」「消える、消えない」

2018年から2023年までに書かれた中短編全7編。

===
「欠乏感を抱きしめ、それを必要以上に憎んだり、哀れんだりすることもなく、ただ一日一日を生きていく。悲しければ悲しいのだと、腹が立てば腹が立っているのだと、愛していれば愛しているのだと気づき、自分を見守り続ける。私は今、そういう作業をしているところなのだと思う。
 小説を書いていて失われた記憶がよみがえるとき、私よりも深い場所にいる自分が伝えようとしている言葉に耳を澄ます。」
(「作家の言葉」より)
===
「著者の作品に登場する主人公はほとんどが女性で、ストーリーもフェミニズムの観点から描かれたものが多い。(中略)前半は憧れる側と憧れられる側、後半の「種まき」「伯母さんへ」「消える、消えない」は面倒をみる側とみられる側に焦点を当てており、韓国語版の解説を書いた文芸評論家は、この三作を〈ケア三部作〉と称している。」
(「訳者あとがき」より)
===

書店員、絶賛!

泣きそうだ、と思う瞬間がいくつかあった。
しかし、それは涙腺を緩ませはしなかった。
もっと心の奥底の震えが、そう錯覚させていた。
この震えの感覚を上手く言葉にできないことがもどかしい。
人と人の交流が、あるラインを超えたときに起こる摩擦が心に響いてくる。
チェ・ウニョンは、そのライン際にある渚を物語として形にしている。
ひいては返す波のように、捉えどころのなく動く他者との境界。
その一線に触れたときに起こる名もなき感情。
誰もが経験したことのあるそれを、誰もが読むだけで体験できる物語として、
仕上げること。素晴らしい作家の仕事だと思えた。
───フタバ図書・萩原健太さん

私にとって本作は、
人の細やかな感情が幾重にも折り重なっている、
やわらなか光の結晶を集めたような短編集でした。
また、…

目次

ほんのかすかな光でも
役割
一年
返信
種まき
伯母さんへ
消える、消えない

作家の言葉
日本の読者の皆さんへ
訳者あとがき

商品詳細

出版社名
筑摩書房
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ