ベジタリアン哲学者の死生学入門

浅野幸治/著

発売日:2025年10月

  • ベジタリアン哲学者の死生学入門
  • ベジタリアン哲学者の死生学入門
ページ数
209p
ISBN
978-4-7795-1882-9

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商品説明

若者のための新しい死生学(タナトロジー)入門

安楽死,尊厳死,脳死,ホスピス,そして動物の死――。「死」が見えにくく,複雑になった現代の,新しい死生学(タナトロジー)入門。好評〈ベジタリアン哲学者〉シリーズ第2弾!



私たちは悩みながら考えながら生きてゆくのです。とは言うものの,悩むことが人生の目的ではありませんし,人生が悩んで終わりというのでもありません。悩み考えるのは,よい人生を送るためです。現実によい人生を送れるように,これから死と生について一緒に考えていきましょう。(本文より)




●著者紹介
浅野幸治(あさの・こうじ)
1961年 兵庫県に生まれる。
1984年 東北大学文学部卒業。
1989年 東北大学大学院文学研究科哲学専攻博士前期課程修了。
1997年 テキサス大学オースチン校大学院哲学科博士課程修了。
現在  豊田工業大学特任准教授。哲学博士(テキサス大学オースチン校)。専攻/哲学・倫理学。
著書 『ベジタリアン哲学者の動物倫理入門』(ナカニシヤ出版,2021 年),『薬学生のための医療倫理 新版』〔共著〕(丸善出版,2021年),『因果・動物・所有──一ノ瀬哲学をめぐる対話』〔共著〕(武蔵野大学出版会,2020年),『いまを生きるための倫理学』〔共著〕(丸善出版,2019年),H・スタイナー『権利論──レフト・リバタリアニズム宣言』〔翻訳〕(新教出版社,2016年),他。

目次

はじめに

第1章 死生学とは何か

 1 死ぬことを忘れるな

 2 ホスピスの普及と死生学

 3 第一人称の死

 4 私たちの生――意識現象 

 5 魂について 

第2章 安楽死をめぐる倫理問題

 1 森鴎外『高瀬舟』――「慈悲殺」は罪か 

 2 山内事件――安楽死か嘱託殺人か 

 3 東海大学付属病院事件――「患者の意思表明」はあったのか 

 4 自発的安楽死と反自発的安楽死 

 5 非自発的安楽死 

 6 積極的安楽死と消極的安楽死――「死なせ方」の違い

 7 自殺について 

 8 ヴィクトール・フランクル『夜と霧』――「苦しむことにも意味がある」 

 9 安楽死の二要件――安楽死が許される理由 

第3章 尊厳死という選択

 1 カレン・クインラン事件 

 2 日本尊厳死協会の「リビング・ウィル」 

 3 看取り――無益な延命措置を始めない 

 4 積極的安楽死――医師幇助自殺 

第4章 脳死は人の死か
     ――「新しい死の基準」の出現

 1 ハーバード大学特別委員会 

 2 心臓死――死の「古い」判定基準 

 3 脳死の意味――人格の消滅 

 4 有機体統合体説――統合性が失われたときに人は死ぬ? 

 5 臓器移植――死の判定基準の変更との関係 

 6 和田心臓移植事件

 7 臨時脳死及び臓器移植調査会――臓器移植法の成立へ 

 8 臓器の移植に関する法律(一九九七年)――自己決定権の重視

 9 移植用臓器の需要と供給――臓器が足りない 

 10 改正臓器移植法(二〇〇九年) 

 11 オプトイン(Opt-in)方式とオプトアウト(Opt-out)方式 

 12 最後に――考えるべき問い 

第5章 ホスピスの現在とこれから
 ほか

商品詳細

出版社名
ナカニシヤ出版
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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