ヨーロッパの宮廷と美術 1「祝祭 宮廷が演じたヨーロッパの夢」
発売日:2025年10月
- 巻の著者
- 今井澄子/〔ほか〕著 石井朗/企画構成
- 巻の書名
- 祝祭 宮廷が演じたヨーロッパの夢
- ページ数
- 326p
- ISBN
- 978-4-7566-2595-3
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
ブルゴーニュ公シャルルの〈婚宴〉に、カトリーヌ・ド・メディシスの〈華燭の祝宴〉に、フェリーペ四世のブエン・レティーロ宮の〈祝祭空間〉に、ダーフィット・テニールスの〈名画の饗宴〉に、教皇庁とベルニーニの〈祝祭芸術〉に、太陽王ルイ一四世のヴェルサイユの〈祝祭〉に、ザクセン選帝侯公子アウグスト二世の〈婚宴〉に、宮廷が演じたヨーロッパの夢を見る!
ルネサンスからバロックを舞台に、ブルゴーニュ公シャルルの〈婚宴〉、カトリーヌ・ド・メディシスの〈華燭の祝宴〉、フェリーペ四世のブエン・レティーロ宮の〈祝祭空間〉、ダーフィト・テニールス/ウィーンの〈名画の饗宴〉、教皇庁とベルニーニの〈祝祭芸術〉、太陽王ルイ一四世のヴェルサイユの〈祝祭〉、ザクセン選帝侯公子アウグスト二世の〈婚宴〉、これら七つの代表的な宮廷をとりあげ、それぞれが互いに競いあい、また影響を与えあいながら紡いできた「祝祭」という王権演出の系譜をたどるものである。
フランク王国のカール大帝の時代に萌芽を見た宮廷文化は、中世後期の君主たちのもとで著しい発展を遂げ、一五世紀に栄えたヴァロワ朝ブルゴーニュ公の宮廷は、その絢爛たる豪華さにおいて他を圧倒していた。とはいえ、その財力を支えていたのは、毛織物産業によって繁栄したネーデルラント諸都市の富であり、広大かつ多様な所領の領民や臣下たちに対して権威を示し、統治の正統性を維持するためには、壮麗な祝祭の挙行が不可欠であった。一方、同時期のイタリア都市国家の宮廷は、物質的な華美においてはブルゴーニュにおよばなかったものの、古典的教養と市民的美徳を融合させ、芸術を総動員して「壮麗さ」という君主の徳を可視化する独自の祝祭文化を築きあげた。
こうした文化的遺産は、ルネサンスからバロックへと受け継がれ、教皇庁をはじめ、イングランド、スペイン、フランス、ドイツさらには東欧諸国の宮廷においても、壮大な祝祭として結実していくこととなる。華麗なる宮廷文化の系譜をたどる本書の旅路は、その最初の頂点とも称すべき、ブルゴーニュ公国の宮廷から幕を開ける。
目次
プロローグ 王宮と祝祭──宮廷が演じたヨーロッパの夢 望月典子
I ブルゴーニュ公シャルルの結婚式と祝宴の「豪華」──ブルゴーニュ宮廷の伝統と継承をめぐって 今井澄子
II 華燭の祝宴──カトリーヌ・ド・メディシスの宮廷祝祭 田中久美子
III フェリーペ四世とブエン・レティーロ宮──スペイン王室の祝祭空間 楠根圭子
IV 絵画の祝祭あるいは名画の饗宴──ダーフィット・テニールス(子)と『絵画劇場』 木川弘美
V ローマ・バロックの祝祭──ローマ宮廷とベルニーニの祝祭芸術 新保淳乃
VI 太陽王からルイ大王へ──ヴェルサイユの祝祭に映しだされた王の表象 望月典子
VII ザクセン宮廷の祝祭──ザクセン選帝侯公子フリードリヒ・アウグスト二世の結婚式 金沢文緒
エピローグ 壮麗さの軌跡──祝祭に刻まれたヨーロッパ近世の権力と倫理 望月典子
註
人名索引
商品詳細
- 出版社名
- ありな書房
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。