令和の米騒動 食糧敗戦はなぜ起きたか?
発売日:2025年10月
- ページ数
- 182p
- ISBN
- 978-4-16-661509-4
- 著者情報
- 鈴木 宣弘(スズキ ノブヒロ)
1982年、東京大学農学部農業経済学科を卒業し、同年、農林水産省に入省。15年ほど主に貿易問題、国際交渉担当などを担った後に退職。1998年、九州大学農学部助教授、同大学院農学研究院教授を経て、2006年9月から東京大学大学院農学生命科学研究科教授(農学国際専攻)。2024年から同特任教授
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商品説明
「令和の米騒動」はなぜ起きたか?それは農協など流通の問題ではない。長年続いた減反政策ゆえのコメ不足と農家疲弊、つまり農政の失敗にこそ原因がある。日本人の主食であるコメを守るためにはどうしたらいいのか。食料安全保障の第一人者が問題の構造と処方箋を描き出す。
スーパーからコメが消え、過去最高の小売価格を記録し、国政のど真ん中に躍り出た「令和の米騒動」。政府備蓄米の放出、輸入拡大によって事態は一時的に沈静化したかのように見えたが、構造的に市場へのコメ供給が足りなくなってきていることが明白になった。温暖化による米の不作もその一因だが、より根深いのは長年にわたって推し進められてきた生産調整政策の限界、低い米価による農家の疲弊、高齢化問題などに積極的な策を講じてこなかった農政の失敗という構造的な要因だ。
この数年でパンデミックを経て戦争が頻発し、アメリカとの関税交渉の中でコメの輸入拡大措置を飲むことにもなった。自給率100%を誇った日本のコメは過去のものとなり、日本の食料安全保障はいよいよ全面崩壊するのか。「規模拡大とスマート農業と輸出」を連呼しても危機は深まるだけだ。真に日本の農と食を救う具体策はあるのか。
『食の戦争』がベストセラーとなった第一人者の著者による構造分析と未来への緊急提言!
目次
はじめに 国産米が消える日
第1章 「令和の米騒動」の本質は何か
第2章 コメ農家が消える前に
第3章 食料自給率わずか38%の日本を襲う”クワトロショック”
第4章 農家を助けながら消費者が安いコメを食べるために
第5章 再生への道 自立した農と食を取り戻す
おわりに 「ローカル自給圏」構築のうねりを
商品詳細
- シリーズ名
- 文春新書 1509
- 出版社名
- 文藝春秋
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
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