南極と北極を理解する極域科学入門
発売日:2025年9月
- ページ数
- 192p
- ISBN
- 978-4-621-31150-9
- 著者情報
- 神沼 克伊(カミヌマ カツタダ)
国立極地研究所・総合研究大学院大学名誉教授。理学博士。専門は固体地球物理学。東京大学大学院理学研究科修了後に東京大学地震研究所に入所、地震や火山噴火予知の研究に携わる。1974年より国立極地研究所で南極研究に従事。2度の越冬を含め南極へは15回赴く。南極には「カミヌマ」の名前がついた地名が2カ所ある
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商品説明
極域科学は南北両極で起こる自然現象や物象を支配する普遍的な原理・法則の探究や地球環境変動や地球惑星システムに果たす極域の役割、そして極域の地史・自然史の解明等を領域にとらわれず、広い視野で解明する学問である。本書はその入門書であり、南極観測隊で越冬を経験した地球科学者がわかりやすく解説する。南極・北極を舞台としたフィールドサイエンスの魅力を堪能できる一冊。
極域科学は南北両極における自然現象や物象を支配する普遍的な原理・法則の探究、地球環境変動や地球惑星システムに果たす極域の役割、および極域の地史・自然史の解明等を学問領域にとらわれず、広い視野で解明する学問である。
本書はその入門書であり、「極域科学」の定義、オーロラをはじめとする両極で発生する現象、特異な地形、生態系などを解説している。南極観測隊で越冬を経験した地球科学者による解説で、南極・北極を舞台としたフィールドサイエンスの魅力を堪能できる一冊。
目次
第0章 極域科学の必要性
第1章 極域の定義
1. 北極と南極
2. 北極圏と南極圏
3. 陸と海
4. 2つの特徴
5. 極域と地球温暖化
コラム1 「夜の無い日」と「白夜と極夜」
第2章 スフィア(圏)
1. スフィアという概念
2. 磁気圏と磁軸極
3. 大気圏とその内部
第3章 磁気圏と電離圏
1. 太陽風
2. 磁気圏の姿
3. 電離圏と熱圏
4. オーロラ
5. オーロラを測る
6. 日本でも見られるオーロラ
7. 宇宙天気予報とオーロラ
コラム2 オーロラ観光
第4章 大気とオゾン
1. 大気圏
2. 熱圏と中間圏
3. 成層圏
4. オゾン層
5. オゾンホールの発見
6. 原因はフロンガス
7. 極成層圏雲の発見
第5章 対流圏内の諸現象
1. 対流圏
2. 水の循環
3. 太陽エネルギー
4. 太陽放射エネルギーの収支
5. 極域が受ける太陽エネルギー
6. 高いアルベド
7. 寒さ
コラム3 -80℃「おお、寒い」
8. ブリザードと斜面下降風
コラム4 「非情のブリザード」
コラム5 ホワイトアウト
第6章 水圏と雪氷圏
1. 水圏
2. 海氷の生成
3. 北極海の海氷
4. 南大洋の海氷
5. 海水面の変化
6. ポリニア
7. 陸上の湖沼や河川
第7章 雪氷圏と地球温暖化
1. 雪氷圏の広がり
2. 海氷域の変化
3. 氷山と棚氷
4. 氷山の一生
5. 棚氷の姿
6. 氷床
コラム6 氷床・氷河の底の流れ
7. 氷床に記録された過去の気候
8. 氷期と間氷期
9. ミランコビッチ・サイクル
第8章 地球圏の周辺
1. 南極の湖水
2. 不凍湖
3. 永久凍結湖
4. ボストーク湖
5. 河川の3つの作用
6. 氷河の作用
7. 氷河が作る地形
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 丸善出版
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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