表情の科学 歴史と論争,研究の最前線
ホセ・M.フェルナンデス=ドルス/編 ジェームズ・A.ラッセル/編 難波修史/監訳
発売日:2025年10月
- ページ数
- 469p
- ISBN
- 978-4-7628-3295-6
- 著者情報
- 難波 修史(ナンバ シュウシ)
広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。2018年、広島大学大学院教育学研究科教育人間科学専攻博士後期課程修了。博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員DC2、PD、広島大学大学院教育学研究科助教、国立研究開発法人理化学研究所科技ハブ産連本部研究員などを経て、2023年より現職。専門は認知心理学、感情心理学
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商品説明
表情の進化,機能,神経プロセス,発達,知覚,社会的相互作用,文化などの諸研究を,26章にわたって紹介。基本感情理論と行動生態学的観点および心理構成主義との対立をめぐる近年の論争についても収載した。表情研究の多様性・奥行き・最新動向を展望できる,認知科学,発達科学,行動科学,社会科学の研究者必携の書。
目次
第Ⅰ部 イントロダクション
第1章 はじめに
1節 歴史の概略/2節 表情研究プログラム/3節 最小普遍性仮説/4節 今後の動向/5節 各著者による寄稿/6節 本書を読み解くための文献リスト
第2章 過去と向き合う:感情知覚の心理学的研究における顔の歴史
1節 対立する2つの顔:表情をどう捉えるか/2節 黎明期(1890〜1930年代):Darwin・その影響・表情研究の誕生/3節 忘れられた日々(1930〜1970年代):構成主義の興隆と古典的見解の復興/4節 現代(1980年代〜現在):古典的アプローチによる支配と構成主義の再登場/5節 瀬戸際?
第Ⅱ部 大きな論争:表情研究プログラム
第3章 表情
1節 証拠/2節 その他の証拠/3節 結論
第4章 マルチモーダルな感情表現を理解する:基本感情理論の近年の発展
1節 感情表現はマルチモーダルでダイナミックな行動パターンである/2節「基本的な」6つ以上の感情表現がある/3節 感情表現のパターンは感情内でも,個人間,文化間でも変化する/4節 感情表現の神経生理相関を探求する/5節 哺乳類における感情表現の前駆体/6節 感情表現の普遍的認識における勾配/7節 将来の実証的感情表現研究に向けて
第5章 顔面ディスプレイの行動生態学説,あれから25年
1節 行動生態学説の起源は基本感情理論の欠陥にある/2節 いかにしてDarwinによる反射に基づく説明は道を譲ったか,いかにして基本感情理論は行き詰まったか/3節 人間の表情を再解釈する:機能が感情に勝る/4節 基本感情理論は行動生態学説の知見にどう対処したか:拒絶から受容へ/5節 行動生態学説に対する誤解:争点と「感情」の問題/6節 行動生態学説の現状
第6章 表情に対する視野を広げる:基本感情理論を離れて
1節 表出者による顔面動作の生成/2節 観察者による顔面動作の解釈/3節 基本感情理論に救いはあるか?/4節 感情に対する代替のアプローチ
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 北大路書房
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:THE SCIENCE OF FACIAL EXPRESSION
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