悲しみといのちの時熟 喪失と悲嘆の心理臨床学 続
発売日:2025年8月
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商品説明
前書より11年経ったいま、悲嘆症状に関するDSM・ICDのカテゴリーが新設され、死別・悲嘆の心理学や精神医学もさらに発展してきた。本書では、悲嘆理論の批判的なレビューや新たなモーニングワーク論、悲嘆夢の三人称の事例研究、さらに筆者による二人称の悲嘆臨床事例を開示し、最終章では岡山大学退官時の最終講義を収録。定年直前にがんを発症したことにも触れ、悲しみといのちが熟されていく「時熟」(限られた時間の中で物事が成熟していく過程)の様を、研究者の冷静な目線で追っていく。研究書でありながら魂を揺さぶられる、著者独自の喪失・悲嘆論の集大成。
目次
序論
第1章 悲嘆心理学の歴史(1)―Freudの黎明期から1980年代まで(悲嘆心理学の基本用語の混乱
悲嘆心理学の源流―対象喪失と喪の仕事
今、どこにいるのか―悲嘆の旅路の里程標 ほか)
第2章 悲嘆心理学の歴史(2)―1990年代の「新しい波」から現在へ(続いていく絆
複眼的な死別対処
意味の探索と喪失の「物語」の構築 ほか)
第3章 Worden著『悲嘆カウンセリング』を読み解く(科学者-実践家としての歩み
喪の課題―対処課題の提起
媒介要因―見立ての枠組み ほか)
第4章 津島佑子,悲嘆夢を生きる(喪失と夢
津島佑子と息子の事故死
悲嘆夢の系列と理解 ほか)
第5章 生死の〈あわい〉を生き抜く営み(リアリティワークの気づきと提案
「いのちの仕舞い」と生死のワーク
まとめ―〈あわい〉という境界領域 ほか)
第6章 〈事例研究〉「喪失コンプレックス」の解消と経験の変貌(問題と目的
来談経緯と視座、事例概要
心理面接の経過 ほか)
第7章 〈最終講義〉人生と生きる時間―悲しみの時間学(あの日から「止まった時間」
現在から過去に吹き返す時間―過去は変わる
締め切りと生死の時間 ほか)
商品詳細
- 出版社名
- 誠信書房
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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