悲しみといのちの時熟 喪失と悲嘆の心理臨床学 続

山本力/著

発売日:2025年8月

  • 悲しみといのちの時熟 喪失と悲嘆の心理臨床学 続
  • 悲しみといのちの時熟 喪失と悲嘆の心理臨床学 続
ページ数
195p
ISBN
978-4-414-41717-3

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商品説明

前書より11年経ったいま、悲嘆症状に関するDSM・ICDのカテゴリーが新設され、死別・悲嘆の心理学や精神医学もさらに発展してきた。本書では、悲嘆理論の批判的なレビューや新たなモーニングワーク論、悲嘆夢の三人称の事例研究、さらに筆者による二人称の悲嘆臨床事例を開示し、最終章では岡山大学退官時の最終講義を収録。定年直前にがんを発症したことにも触れ、悲しみといのちが熟されていく「時熟」(限られた時間の中で物事が成熟していく過程)の様を、研究者の冷静な目線で追っていく。研究書でありながら魂を揺さぶられる、著者独自の喪失・悲嘆論の集大成。

目次

序論
第1章 悲嘆心理学の歴史(1)―Freudの黎明期から1980年代まで(悲嘆心理学の基本用語の混乱
悲嘆心理学の源流―対象喪失と喪の仕事
今、どこにいるのか―悲嘆の旅路の里程標 ほか)
第2章 悲嘆心理学の歴史(2)―1990年代の「新しい波」から現在へ(続いていく絆
複眼的な死別対処
意味の探索と喪失の「物語」の構築 ほか)
第3章 Worden著『悲嘆カウンセリング』を読み解く(科学者-実践家としての歩み
喪の課題―対処課題の提起
媒介要因―見立ての枠組み ほか)
第4章 津島佑子,悲嘆夢を生きる(喪失と夢
津島佑子と息子の事故死
悲嘆夢の系列と理解 ほか)
第5章 生死の〈あわい〉を生き抜く営み(リアリティワークの気づきと提案
「いのちの仕舞い」と生死のワーク
まとめ―〈あわい〉という境界領域 ほか)
第6章 〈事例研究〉「喪失コンプレックス」の解消と経験の変貌(問題と目的
来談経緯と視座、事例概要
心理面接の経過 ほか)
第7章 〈最終講義〉人生と生きる時間―悲しみの時間学(あの日から「止まった時間」
現在から過去に吹き返す時間―過去は変わる
締め切りと生死の時間 ほか)

商品詳細

出版社名
誠信書房
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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