クリオネのしっぽ

長崎夏海/著

発売日:2025年10月

  • クリオネのしっぽ
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ページ数
172p
ISBN
978-4-06-541421-7
著者情報
長崎 夏海(ナガサキ ナツミ)
1961年、東京都生まれ。都立城北高校卒業。2000年、『トゥインクル』で第40回日本児童文学者協会賞、’15年、『クリオネのしっぽ』で第30回坪田譲治文学賞を受賞。’24年12月逝去

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商品説明

いじめ首謀者に逆らい、孤立した美羽のクラスに、ヤンキー転校生・サッチがやってくる。粗暴だが純粋なサッチとの距離が縮まる一方で、父に捨てられ精神が不安定な母との関係が変化し、優しい友だちがこぼす本音に触れ、美羽は世界と自分とのつながりに目を向けはじめ…。〈第30回坪田譲治文学賞受賞作〉

第30回坪田譲治文学賞受賞作品。

『No.6』『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛の青春小説。

中2の6月、美羽は、学校というところは友だちをつくったり、楽しく過ごすための場所ではなく、「公共塾」だと考えることにした――。

いじめの首謀者である水泳部の先輩に逆らい、暴力を振るったことで、浮いた存在になってしまった美羽は、転校してきたオールドファッションなヤンキー娘・幸栄に対し、「かかわりたくない」と強く意識しながらも、まるで空気を読まずにからんでくる幸栄との接点が、どんどん増えていく自分に気がつく。

夫から「お姫様扱い」されながらも、浮気され、家を出て行かれた母親が徐々に自立していく過程や、病弱な弟の世話に明け暮れるクラスメート・唯のむき出しの本心に触れながら、美羽自身も、自分だけの世界にとどまらず、世界と自分とのつながりに目を向けはじめ、そここそが輝いていることに気がついていく。

かつて中学生だった大人に捧ぐ、リアルな青春小説。

『No.6』『バッテリー』のあさのあつこ氏が絶賛!(以下、推薦文)
ここには、少女たちの生身がある。
彼女たちは脆くも美しくも繊細でもない。
それぞれの現実を確かに生き抜いている。それだけだ。
それだけなのに、美羽の唯の幸栄の存在が
荒々しく迫ってくる。想いがゆっくりと染みてくる。
こんなにも静かで激しい物語に初めて触れた。

文庫版解説は、ひこ・田中氏(児童文学作家)。

商品詳細

シリーズ名
講談社文庫 な102-1
出版社名
講談社
サイズ
15cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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