古今集がつなぐ和歌表現史 土佐日記・伊勢物語・源氏物語へ

鈴木宏子/著

発売日:2025年9月

  • 古今集がつなぐ和歌表現史 土佐日記・伊勢物語・源氏物語へ
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ページ数
371p
ISBN
978-4-86803-023-2

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商品説明

表現研究の新しい方法論

和歌・日記・物語というジャンルを越えて、さまざまな作品を『古今集』に連なる文学として見つめ直す。
表現の根幹である一つひとつの「ことば」を疎かにせず、作品を精密に読む――そのような古典との向き合い方を実践した到達点!

目次

はじめに―本書の構成と問題意識―

Ⅰ 古今和歌集と紀貫之
一章 古今和歌集から万葉集へ―紀貫之を起点として―
 一 本章の課題と方法
 二 『古今集』歌人は『万葉集』を読めたのか
 三 枕詞「鳴神の」と「音に聞く」
 四 「恋ひわたるかな」という類句
 五 歌ことば「逢ふこと……」の成立
 六 「心情→物象→心情」と切り替わる構造の歌

二章 古今和歌集の羇旅歌について―万葉集からの継承と変化―
 一 『古今集』の中の羇旅歌
 二 羇旅歌の要件
 三 羇旅歌の歌人と構造
 四 遣唐使に関わる歌(一)―歴史的背景―
 五 遣唐使に関わる歌(二)―表現の力―
 六 在原業平の新しさと古さ―「唐衣きつつなれにし妻」―
 七 「よみ人知らず」の三首―羇旅歌の空間性―
 八 撰者たちの羇旅歌―後世へと継承されるもの―

三章 土佐日記の亡児哀傷と「都へ帰る女」
 一 本章の課題と趣旨
 二 「女性仮託」について
 三 「亡児哀傷」の記事(一)―船出・羽根―
 四 「亡児哀傷」の記事(二)―忘れ貝・旅の終わり―
 五 『古今集』と『土佐日記』―羇旅歌・業平・「東下り」―
 六 『万葉集』に遡る
 七 「旅をする女」の誕生

四章 土佐日記の海―〈見立て〉と「月」―
 一 『土佐日記』の船旅
 二 美しい海―波を見立てる―
 三 海の広がり―「入る月」と「出づる月」―
 四 海の深さ―〈見立て〉と「映る月」の交響―
 五 海の文学史における『土佐日記』

Ⅱ 伊勢物語の世界
五章 伊勢物語の東海道―東下り章段/伊勢斎宮章段―
 一 古代の東海道と『伊勢物語』の「東下り」
 二 「東下り」を読む(一)―中核をなす九段―
 三 「東下り」を読む(二)―そのほかの章段、そして六十九段―
 ほか

商品詳細

出版社名
花鳥社
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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