しずくと祈り 「人影の石」の真実

朽木祥/作

発売日:2025年10月

  • しずくと祈り 「人影の石」の真実
  • しずくと祈り 「人影の石」の真実
ページ数
183p
ISBN
978-4-09-289342-9
著者情報
朽木 祥(クツキ ショウ)
広島市出身。被爆2世。デビュー作『かはたれ』(福音館書店)で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞、産経児童出版文化賞ほか受賞。その後『彼岸花はきつねのかんざし』(学習研究社)で日本児童文芸家協会賞受賞。『風の靴』(講談社)で産経児童出版文化賞大賞受賞。『光のうつしえ』(講談社)で小学館児童出版文化賞ほか受賞。『あひるの手紙』(佼成出版社)で日本児童文学者協会賞受賞。作品はファンタジーからリアリズム、YAまで多岐にわたる。日本児童文学者協会理事、「こどもの本委員会」委員

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商品説明

広島平和記念資料館に展示されている「人影の石」。それは石段に残された黒い人影。石段にすわっていた人は、どうなったのか?これは、「人影」がだれのものなのか、どうしてこのような形で残ったのか、真実をたずねて伝える物語です。
原爆投下後、石段に焼きついた人影の真実

広島平和記念資料館に展示されている「人影の石」。
それは、原爆の強烈な熱線で石段に残された黒い影。
これはだれの影なのか?
その人はどうしてそこにいたのか?
原爆投下の後、その人はどうなったのか?

「人影」がだれのものなのか、どうしてこのような形で残ったのか、当時の目撃情報、遺体を収容した兵士の証言などから解き明かす、真実をたずねて伝える物語です。

【編集担当からのおすすめ情報】
物語の中で、人影の石の主と言われている越智ミツノさんは、作者、朽木祥さんの姻戚に当たるそうです。作者は子どものころからこの「人影」の話を聞いていたそうです。事実に基づいて創作した渾身の作品となりました。
朽木祥さんの作品で、小学校5年生の国語の教科書に掲載された「たずねびと」は、多くの子どもたちに読まれていますが、本作品はもう一人の「たずねびと」の物語です。

目次

目次
I 一九七二年 千鶴 十六歳
1 夏の日
2 レリーフと石段
II 一九四五年 幸子 十七歳
1 八月六日 午前七時 佐波郡出雲村 越智幸子
2 八月六日 七時半 広島市皆実町 越智ミツノ
3 八月六日 八時過ぎ 広島市紙屋町 金子正一
4 八月六日 八時十五分
5 八月六日 午前 暁部隊
6 八月六日 午後 少年兵たち
7 八月八日 朝 中央地区警備司令部
8 八月八日 午前 佐波郡出雲村
9 八月八日 午後 廣島へ
10 八月九日 午後 銀行へ
11 八月二十日 廣島市皆実町
III 一九九六年 恵美 十七歳
1 名前を取りもどすということ
2 「越智ミツノ」捜索経緯
IV 一九九七年 幸子 六十九歳
1 記された名前
2 幽霊戸籍と原爆供養塔
V 一九九九年 愛子 十六歳
1 市営基町高層アパート
2 展示室の子どもたち
VI 二〇〇一年 愛子 十八歳
1 解説パネル
2 「人影の石」をめぐる真実
VII 二〇〇九年 幸子 八十一歳
能美島からの手紙
VIII 二〇二五年 祈 十六歳
石段のかけら
エピローグ

商品詳細

出版社名
小学館
サイズ
19cm
対象年齢
小学56年生 中学生
フォーマット
単行本

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