ロシアの鎖を断ち切るために 皇帝とボリシェヴィキを相手に闘ったボリス・サヴィンコフ
発売日:2025年9月
- ページ数
- 784p
- ISBN
- 978-4-86793-095-3
- 著者情報
- アレクサンドロフ,ウラジーミル(アレクサンドロフ,ウラジーミル)(Alexandrov,Vladimir)
ニューヨークのロシア移民の家庭で育つ。プリンストン大学で比較文学の博士号を取得。ハーヴァード大学のスラヴ学部で教えた後、1986年にイェール大学のスラヴ学部に移り、2018年に退職するまで、ロシアの文学と文化について学部と大学院で教鞭を執る。イェール大学名誉教授
竹田 円(タケダ マドカ)
翻訳家。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。スラヴ文学専攻
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商品説明
サヴィンコフ、没後100年。その数奇な生涯を克明に描いた記念碑的大作!
なぜロシアで、自由で民主的な共和体制が実現しなかったのか?
ボリス・サヴィンコフ(筆名ロープシン)の代表作『蒼ざめた馬』は、自らの経験に基づきテロリストたちの懊悩、葛藤を掘り下げた傑作で、世界中に一大センセーションを引き起こした。日本でも愛読者は多く、五木寛之がロープシンのこの作品に想を得て『蒼ざめた馬を見よ』を書いたのはよく知られている。本書は、ドストエフスキーの思想を継承し、カミュにも影響を与えたというサヴィンコフの思想の足取りを、綿密な調査と貴重な史料を駆使して、詳細に辿っていく。
サヴィンコフはエスエル(社会革命党)の武闘団のテロリストとして、帝政ロシアの打倒を目指し、二月革命後には政治的な要職につき一時期は表舞台で活躍する。しかし、十月革命後はボリシェヴィキ政権に反対する立場に回り、レーニン暗殺を企てたりもするが失敗に終わる。その後、西側に逃れチャーチルやムッソリーニなどと親交を結ぶが、ソ連領に潜入したところを逮捕され、獄中で亡くなる。サヴィンコフが夢見た、自由で民主的な共和政体はなぜ、ロシアで実現しなかったのか、という著者の問いかけは、こんにちのロシアを考えるうえでもきわめて重要な問いといえよう。
解説=沼野充義(スラヴ文学者 東京大学名誉教授)
目次
第一章 ロシアでは個人的なことはつねに政治的なこと
第二章 大臣
第三章 大公
第四章 破局
第五章 岐路
第六章 前線の背後で
第七章 革命を守る
第八章 ボリシェヴィキとの闘い―内戦編
第九章 ボリシェヴィキとの闘い―国外編
第一〇章 終局
第一一章 賭博者の最後の一手
商品詳細
- 出版社名
- 作品社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:TO BREAK RUSSIA’S CHAINS
注意事項
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