平和の再建 安達峰一郎と戦間期日本外交

牧野雅彦/著

発売日:2025年8月

  • 平和の再建 安達峰一郎と戦間期日本外交
  • 平和の再建 安達峰一郎と戦間期日本外交
ページ数
421,11p
ISBN
978-4-13-030196-1
著者情報
牧野 雅彦(マキノ マサヒコ)
1955年横須賀生まれ。現在、広島大学名誉教授

¥5,390 税込

24 nanacoポイント

24 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

国際社会の表舞台で苦闘した日本外交。“世界の良心”と称賛されたアジア人初のPCIJ所長を務めた安達峰一郎を中心に、戦間期日本外交の光と影を描き出す。

サラエボで放たれた一発の銃弾によって引き起こされた第一次世界大戦は、戦闘方式を一変させると同時に、それを担う国家と社会の在り方を大きく変え、さらにはヨーロッパ中心の世界そのものを変容させることになった。その結果、戦後処理と秩序構築を図るパリ講和会議において、平和の再建に向けた国際組織=国際連盟が創設されることになる。

本書は、国際政治の表舞台となった国際連盟における日本外交の姿を、その中心を担った安達峰一郎を軸にさまざまな視角から立体的に描くものである。公正な仲介者としての役割が国際社会からの信頼を獲得するものの、満洲事変を機に暗転する日本外交の光と影を、ヨーロッパ協調の崩壊過程とあわせて浮き彫りにする作品として、昭和100年/戦後80年を迎えた今こそ紐解かれるべきであろう。

目次

序 章 パリ講和会議と日本 

第1章 外交官 安達峰一郎
1.生い立ちと外交官への道/2.日露戦争とポーツマス講和会議/3.フランスとの条約改正

第2章 メキシコ革命と日本外交――メキシコ公使 安達峰一郎
1.日本外交とメキシコ/2.軍艦「出雲」派遣問題/3.タンピコ事件とアメリカの介入(一九一四年四月一五日)/4.ナイアガラ調停会議と安達/5.首都内戦状況と安達の帰国/6.アメリカの参戦と日米関係の再調整

第3章 パリ講和会議と安達峰一郎
1.帰国後の安達――パリ講和会議までの足跡/2.戦争責任問題――ドイツ皇帝の訴追をめぐって/3.民族少数者保護条項

第4章 戦勝国会議から国際連盟へ――ポーランドとアルバニア、二つの国境紛争
1.ドイツ・ポーランド紛争と国際連盟/2.コルフ島紛争/3.法律家委員会での検討

第5章 ジュネーヴ議定書と「日本問題」
1.「日本問題」とは何だったのか/2.幣原喜重郎と日本人移民排斥問題/3.国際紛争の平和的解決をめぐって――第五回国際連盟総会/4.議定書案の浮上/5.議定書の形成/6.安達の修正提案/7.日本の対応と評価

第6章 国際連盟とヨーロッパ協調
1.ロカルノ条約とドイツの国際連盟加盟/2.パリの安達峰一郎/3.不戦条約の調印/4.民族少数者問題とドイツ・ポーランド対立

第7章 戦争の総体的清算
1.賠償と占領解除をめぐるハーグ関係国会議/2.ドーズ案からヤング案へ――専門家委員会の設置/3.ヤング専門家委員会での審議/4.ハーグ会議と安達峰一郎/5.凱旋帰国と講演

第8章 国際紛争の司法的解決をめぐって――常設国際司法裁判所とアメリカの加盟問題
1.常設国際司法裁判所の設立と「勧告的意見」/2.アメリカの常設国際司法裁判所加入問題/3.常設国際司法裁判所と日本

第9章 ヨーロッパ協調の崩壊と安達峰一郎
1.独墺関税問題/2.常設国際司法裁判所の勧告的意見/3.満洲事変と安達

終 章 国際連盟と安達峰一郎

商品詳細

出版社名
東京大学出版会
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ