美しくない青春
発売日:2025年8月
- ページ数
- 187p
- ISBN
- 978-4-378-01570-5
- 著者情報
- 小手鞠 るい(コデマリ ルイ)
1956年、岡山県備前市生まれ。同志社大学法学部卒業。1992年からニューヨーク州在住。中学生のとき、やなせたかしの詩集に出会い、詩作を始める。二十代のとき、やなせたかしが編集長を務める雑誌「詩とメルヘン」に詩を初投稿し、初入選・初掲載を経て、1982年に詩集『愛する人にうたいたい』(川滝かおり名義・サンリオ刊)を刊行。以後、今日まで、小説、児童書、エッセイ、ノンフィクションなど、ジャンルを越え、幅広い世代に向けて作品を書いている。『ある晴れた夏の朝』(偕成社)で、第68回小学館児童出版文化賞を受賞
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商品説明
11歳になったその年、戦争が始まった―。美しい時間、美しい言葉、愛する者たちを、戦争は容赦なく、うばっていく。それでも彼女は、心の中の「美しいもの」を守りつづけた。詩に思いをきざみ、未来へつなごうとした―詩人としてデビューした著者がえがく、ひとりの少女の尽きせぬ思いと絶望と希望。
11歳になったその年、戦争が始まった――
美しい時間、美しい言葉、愛する者たちを、
戦争は容赦なく、うばっていく。
それでも彼女は、心の中の「美しいもの」を守りつづけた。
詩に思いをきざみ、未来へつなごうとした。
〈あらすじ〉
物語は、ある女性が日本から届いた段ボール箱をひもとくことから始まる。中に入っていたのは、名もなき女性詩人の青春の思い出の数かずだった――
「誰からも愛されますように」という母親の願いのとおり、立花ミモザはみなに好かれ、自由で、めぐまれた少女時代をすごしていた。しかし、ミモザの日常は、しだいに戦争の影におおわれていく。昼はもんぺ姿で農作業、夜は大好きな読書もままならず、空襲におびえる日々。父親は家族に暴力を振るうようになり、ミモザの「美しいもの」は、次々に汚され、うばわれていく。
詩人になりたい、無念なこの思いのたけを、わたしは詩に書きたい――戦争の時代にあっても、心の中の美しさを守りとおした少女の青春の記憶。
著者が敬愛する詩人・茨木のり子さんへのオマージュを込めて描いた、「詩人」と「戦争」の物語。
目次
〈もくじ〉
あなたに贈りたいものは
不思議な力
うつくしい言葉
幼いころの風景画
生きる喜び
遠い昔にしたように
心をこめて、わたしは待つ
覚えておいて、思い出す
それでもそれは恋のうた
あなたに捧げる愛のうた
商品詳細
- 出版社名
- さ・え・ら書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 小学56年生
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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