私のアメリカ人文紀行
発売日:2025年8月
- ページ数
- 138p
- ISBN
- 978-4-622-09778-5
- 著者情報
- 徐 京植(ソ キョンシク)
1951年京都市に生まれる。早稲田大学第一文学部(フランス文学専攻)卒業。東京経済大学名誉教授。韓国・全南大学が授与する2012年度第6回「後廣(フグァン)金大中学術賞」を受賞した。2023年12月18日、急逝
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
在日朝鮮人として日本・東アジア・世界に向けてさまざまな時代批判を続け、2023年12月に急逝した著者が、死の前日まで書き連ねていた遺作を刊行。軍事独裁政権下の獄中にあった兄二人など韓国良心囚の救援を訴える目的での渡米はじめ、数回に及ぶアメリカ滞在中に出会った人々・絵画・音楽、さらに敬愛するエドワード・サイード考などを軸に、トランプのアメリカ、ウクライナ戦争、イスラエルのガザへの侵攻まで、著者の最後のメッセージが痛切な思いとともに描かれる。図版多数。
〈ワシントン滞在がある程度長くなった頃、在米同胞の有志が私を夕食に連れ出してくれた。コリアンレストランでポトマック川名物の蟹料理が出た。だが、帰途の車中で変調があらわれた。全身の皮膚に堪え難い痒さを感じた。運転してくれている同胞青年にそのことを訴えようとしたが、できない。気がつけば、英語でも朝鮮語でも「痒い」という語彙が私にはないのだった。「社会安全法」とか「基本的人権」とか、「天井から吊るして棒で殴る拷問」などということは英語ででも朝鮮語でも話すことができた。訪れる先々でそんなことばかり話していたからである。だが、「痒い」という簡単なことが言えない。日本で生まれ育ったために日本語以外の日常生活用語の語彙がないのだ。私はひどく疲れていて、神経過敏になっていた〉
在日朝鮮人として日本・東アジア・世界に向けてさまざまな時代批判を続け、2023年12月に急逝した著者が、死の前日まで書き連ねていた遺作を刊行。軍事独裁政権下の獄中にあった兄二人など韓国良心囚の救援を訴える目的での渡米はじめ数回に及ぶアメリカ滞在中に出会った人々・絵画・音楽、さらに敬愛するエドワード・サイード考などを軸に、トランプのアメリカ、ウクライナ戦争、イスラエルのガザへの侵攻まで、著者の最後のメッセージが痛切な思いとともに描かれる。図版多数。
目次
ニューヨーク 2016年
ワシントン
デトロイト
ニューヨークふたたび
サイード 1
サイード 2
おわりに――善きアメリカの記憶のために
図版・写真一覧
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。