統一後のドイツ なぜ東は異なり続けるのか
発売日:2025年10月
- ページ数
- 208,23p
- ISBN
- 978-4-560-09196-8
- 著者情報
- 小林 和貴子(コバヤシ ワキコ)
慶應義塾大学大学院文学研究科(独文学専攻)後期博士課程単位取得満期退学。ハンブルク大学にて博士号を取得。学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科教授。主な研究分野はドイツの現代文学。近年の研究はユダヤ系作家イルゼ・アイヒンガー、ドイツの文化・サブカルチャー・歴史・社会など多岐にわたる
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商品説明
バイエルン書籍賞受賞作品。
板橋拓己氏推薦! 民主主義の再生への道を提示
ベルリンの壁崩壊から三六年、今秋十月にドイツ統一から三五年を迎える現在、「東西ドイツの差」は依然として様々な分野で残り続け、とりわけ東ドイツ各州では、移民政策に異を唱える右翼ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が多数の議席を獲得している。本書はこの現状への強い危機感のもと、統計やデータを駆使し、その背景にある東ドイツの社会的、政治的、文化的状況を統一前夜から現下まで論じる。
民主主義の凋落、権威主義の台頭は、米露をはじめとする欧州各国や地域で見られる現象だ。東ドイツの右傾化もこれに連なる問題として考えられる。東ドイツの状況は、資本主義の西ドイツと合体することによって冷戦を終えた旧共産圏の地域の実例としても貴重だ。もともと西ドイツで誕生したAfDが、東ドイツ各州で深く浸透している現実は、それが「東」の問題であると同時に「西」の問題でもあることを如実に示している。そのような観点から、民主主義の衰退、移民問題や排外主義に危惧を抱く日本の読者にも、本書は大いに示唆に富む。
実績多数のドイツの社会学者による、警世と提言の書。「バイエルン書籍賞」受賞作品。
目次
凡例
はじめに
第1章 適応の代わりに骨化
第2章 制止された民主化
第3章 起こらない一九六八年
第4章 東ドイツ人のアイデンティティ
第5章 政治的な対立状況
第6章 民主主義の漸進的損害
第7章 参加の実験場
謝辞
訳者あとがき
原注
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:Ungleich vereint.Warum der Osten anders bleibt
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