代数的サイクルとエタールコホモロジー「第2版」
発売日:2025年7月
- 版数
- 第2版
- ページ数
- 674p
- ISBN
- 978-4-621-31167-7
- 著者情報
- 斎藤 秀司(サイトウ シュウジ)
東京大学名誉教授
佐藤 周友(サトウ カネトモ)
中央大学理工学部教授
中村 周(ナカムラ シュウ)
学習院大学理学部教授
山田 澄生(ヤマダ スミオ)
学習院大学理学部教授
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商品説明
代数的サイクルの理論は、19世紀の複素関数論におけるリーマン面上の関数と因子の研究に起源を発し、様々な分野と交錯しながら発展してきた。一方、20世紀半ばにグロタンディークにより創始されたエタールコホモロジーの理論は、ドリーニュによるヴェイユ予想の解決をもたらした。どちらも今日の代数幾何学および数論幾何学において重要な役割を果たしている理論である。本書の目標はこの2つの理論を、代数幾何の初歩を学んだ者を読者に想定しながら解説することである。特にエタールコホモロジーに関する種々の基本定理を用いて代数的サイクルに関する魅力ある定理を導くことに重点を置いた。エタールコホモロジーの理論は応用されたときにその本来の重要性が現れる。これを読者に感じてもらうのが著者の意図でもある。章末の多くに演習問題があり、独習者への配慮がなされている。
目次
第I部 代数的サイクル
第0章 スキーム論からの準備
0.0 点と既約閉集合の対応
0.1 有理関数環と構造層の全商環
0.2 次元と余次元
0.3 カテナリー性と普遍カテナリー性
0.4 平坦射と次元
0.5 ベクトル束と射影束
0.6 補遺:定義集
第1章 代数的サイクル
1.1 代数的サイクルとは
1.2 固有射によるサイクルの推進
1.3 平坦射によるサイクルの引き戻し
1.4 因子写像
1.5 有理同値
1.6 有理同値の性質
1.7 局所化完全系列
1.8 補遺:ネーター環上の加群
第2章 因子と有理同値
2.1 ヴェイユ因子とカルティエ因子
2.2 カルティエ因子の引き戻し
2.3 因子と可逆層
2.4 カルティエ因子とサイクルの交叉積
2.5 有効カルティエ因子に沿ったサイクルの引き戻し
2.6 基本定理の証明
2.7 可逆層に付随した第1チャーン類作用素
第3章 チャウ群の反変関手性
3.1 ホモトピー不変性とセグレ類作用素
3.2 正則閉埋め込みと法則
3.3 正則閉埋め込みに沿った引き戻し
3.4 チャウ群の反変関手性
3.5 拡張された引き戻し写像
第4章 チャーン類作用素
4.1 チャーン類の定義と基本性質
4.2 交叉積とチャーン類
4.3 拡張された引き戻し写像とチャーン類
4.4 推移性の証明
4.5 交換法則の証明
第5章 交叉積
5.1 交叉積の定義
5.2 チャウ環の反変関手性
5.3 Tor公式
5.4 補題の証明
第6章 アーベル多様体と余次元1のチャウ群
6.1 群スキームとアーベル多様体
6.2 ヤコビ多様体
6.3 ベルティニの定理
6.4 余次元1のチャウ群の有限性定理
第7章 ミルナーK群
7.1 体のミルナーK群
7.2 境界写像
7.3 ノルム写像
7.4 ガースデン複体
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 現代数学シリーズ
- 出版社名
- 丸善出版
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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