分子性導体 物理学と化学との連携がもたらすπ電子物性科学

加藤礼三/著

発売日:2025年8月

  • 分子性導体 物理学と化学との連携がもたらすπ電子物性科学
  • 分子性導体 物理学と化学との連携がもたらすπ電子物性科学
ページ数
241p
ISBN
978-4-7536-2325-9
著者情報
藤原 毅夫(フジワラ タケオ)
東京大学名誉教授

藤森 淳(フジモリ アツシ)
東京大学名誉教授

勝藤 拓郎(カツフジ タクロウ)
早稲田大学教授

宇田川 将文(ウダガワ マサフミ)
学習院大学教授

加藤 礼三(カトウ レイゾウ)
1955年山口県生まれ。1981‐1984年東京大学大学院理学系研究科化学専攻課程博士課程(修了、理学博士)。2020年‐理化学研究所 副理事(研究政策審議役)

¥4,950 税込

22 nanacoポイント

22 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

有機分子や金属錯体分子等のπ共役分子を構成成分とする電気伝導体である分子性導体について,分野の初学者のために書き下ろされた書.分子性導体を理解するための基本的な概念を紹介した「基礎編」の後に「各論」において分子性導体の具体例を示し,どのような物理が展開されているかを主に物質開発の観点から記述している.

1. はじめに

【基礎編】
2. 量子力学の基本的考え方
 2.1 重ね合わせの原理とハミルトニアン行列
 2.2 定常状態

3. ベンゼン分子の電子状態(ヒュッケル分子軌道法):π共役分子
 3.1 σ結合とπ結合
 3.2 ヒュッケル分子軌道法
 3.3 ヒュッケル則
 3.4 拡張ヒュッケル分子軌道法

4. 結晶格子と逆格子
 4.1 ブラベー格子
 4.2 基本単位格子
 4.3 対称操作
 4.4 逆格子
 4.5 逆格子と格子面

5. 1次元格子の電子状態:バンドの考え方
 5.1 1次元格子における電子のエネルギー
 5.2 周期的境界条件
 5.3 エネルギーバンドとフェルミ面
 5.4 エネルギーバンドの占有率と物性
 5.5 分子性導体の合成

6. 強結合近似バンド計算
 6.1 単位格子に複数の分子を含む3次元結晶のエネルギーバンド
 6.2 周期的境界条件の一般化
 6.3 二量化した1次元鎖
 6.4 グラフェン

7. 金属状態の不安定性:低次元性と電子相関効果
 7.1 パイエルス不安定性:電荷密度波
 7.2 スピン密度波
 7.3 4kF電荷密度波とスピンパイエルス転移
 7.4 モット絶縁体
 7.5 電荷秩序とダイマーモット絶縁体

【各論】
8. TTF系有機ドナーのカチオンラジカル塩
 8.1 TMTTFとそのセレン置換体TMTSFのカチオンラジカル塩
 8.2 β(β')-型BEDT-TTF塩
 8.3 θ-型BEDT-TTF塩
 8.4 κ-型BEDT-TTF塩
 8.5 λ-型BETS塩

9. 有機アクセプターDCNQIのアニオンラジカル塩
 9.1 pπ-d系 (R1, R2-DCNQI)2Cu
 9.2 電子相関の強い擬1次元電子系(R1, R2-DCNQI)2Ag

10. 金属-ジチオレン錯体系分子性導体
 10.1 Pd(dmit)2のアニオンラジカル塩
 10.2 Ni(dmit)2のアニオンラジカル塩

11. 分子性ディラック電子系と単一成分分子性導体
 11.1 分子性ディラック電子系
 11.2 単一成分分子性導体

12. 終わりに

参考文献と引用文献
総索引
欧字先頭語索引

目次

1. はじめに

【基礎編】
2. 量子力学の基本的考え方
 2.1 重ね合わせの原理とハミルトニアン行列
 2.2 定常状態

3. ベンゼン分子の電子状態(ヒュッケル分子軌道法):π共役分子
 3.1 σ結合とπ結合
 3.2 ヒュッケル分子軌道法
 3.3 ヒュッケル則
 3.4 拡張ヒュッケル分子軌道法

4. 結晶格子と逆格子
 4.1 ブラベー格子
 4.2 基本単位格子
 4.3 対称操作
 4.4 逆格子
 4.5 逆格子と格子面

5. 1次元格子の電子状態:バンドの考え方
 5.1 1次元格子における電子のエネルギー
 5.2 周期的境界条件
 5.3 エネルギーバンドとフェルミ面
 5.4 エネルギーバンドの占有率と物性
 5.5 分子性導体の合成

6. 強結合近似バンド計算
 6.1 単位格子に複数の分子を含む3次元結晶のエネルギーバンド
 6.2 周期的境界条件の一般化
 6.3 二量化した1次元鎖
 6.4 グラフェン

7. 金属状態の不安定性:低次元性と電子相関効果
 7.1 パイエルス不安定性:電荷密度波
 7.2 スピン密度波
 7.3 4kF電荷密度波とスピンパイエルス転移
 7.4 モット絶縁体
 7.5 電荷秩序とダイマーモット絶縁体

【各論】
8. TTF系有機ドナーのカチオンラジカル塩
 8.1 TMTTFとそのセレン置換体TMTSFのカチオンラジカル塩
 8.2 β(β')-型BEDT-TTF塩
 8.3 θ-型BEDT-TTF塩
 8.4 κ-型BEDT-TTF塩
 8.5 λ-型BETS塩

9. 有機アクセプターDCNQIのアニオンラジカル塩
 9.1 pπ-d系 (R1, R2-DCNQI)2Cu
 9.2 電子相関の強い擬1次元電子系(R1, R2-DCNQI)2Ag

10. 金属-ジチオレン錯体系分子性導体
 10.1 Pd(dmit)2のアニオンラジカル塩
ほか

商品詳細

シリーズ名
物質・材料テキストシリーズ
出版社名
内田老鶴圃
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。

あなたへのおすすめ