民事訴訟目的論 紛争解決説批判と憲法上の権利保護保障

松本博之/著

発売日:2025年6月

  • 民事訴訟目的論 紛争解決説批判と憲法上の権利保護保障
  • 民事訴訟目的論 紛争解決説批判と憲法上の権利保護保障
ページ数
511p
ISBN
978-4-7972-2856-4

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商品説明

◆民事訴訟の目的とは何か ― 権利保護説からする紛争解決説の批判◆
民事訴訟制度の目的=紛争解決の捉え方に対し、紛争解決説の主唱者である兼子一の歴史認識や法認識、論理的構造にまで立ち入って検討。

◆本書より…「民事訴訟制度の目的=紛争解決の捉え方に対しては、これまで問題視されてきたが、全体としては、依然として紛争解決説が支持されている。その原因は、紛争解決説批判に不十分な点があったことも与かっているように思われる。」すなわち「この説の主唱者である兼子一の歴史認識や法認識、論理的構造にまで立ち入った検討が遺憾ながら充分に行われなかったのが原因であった。」

目次

『民事訴訟目的論 ― 紛争解決説批判と憲法上の権利保護保障』(法律学の森シリーズ)

  松本博之(大阪市立大学名誉教授) 著

【目 次】

◆序 本書の課題

 1 民事訴訟の目的=紛争解決か
 2 民事訴訟は市民の権利を保護しているか
 3 本書の課題と考察の順序
  (1) 本書の課題/(2) 考察の順序

◇◆第I編◆◇ 民事訴訟制度の目的―紛争解決説の成立,その論理構造および種々の問題

◆第I章 紛争解決説の登場

 1 紛争解決説
 2 日本国憲法下での紛争解決説=兼子・訴訟理論
 3 兼子・訴訟理論は民事訴訟法学の金字塔か

◆第II章 兼子・訴訟理論における法史的観点

 1 兼子・訴訟理論の法史的理解による民事裁判
 2 Ehrlichの見解
 3 訴訟を通じての実体法の生成,ローマ法理解
  (1) ローマ法のアクチオ理解/(2) litis contestatio

◆第III章 紛争解決説に対する批判的見解

 1 小室直人の批判
 2 Max Weber, Hermann Jsay, Maine の見解
  (1) M. Weberの見解/(2) Jsayの見解/(3) Maineの見解
 3 伊東乾の批判
 4 三ケ月章の紛争解決説と藤田宙靖の批判
  (1) 藤田・三ケ月論争/(2) 三ケ月・紛争解決説に対する疑問/(3) 新堂幸司の反応
 5 竹下守夫の見解
  (1) 憲法との関連/(2) 竹下提案の評価

◆第IV章 自力救済から公的権利保護への過程

 1 はじめに
 2 復 讐
 3 ローマ法と自力救済
  (1) 種々の自力救済/(2) 正統な自力救済(legitime Selbsthilfe)/(3) 法律上の自力救済
 4 中世ドイツにおけるフェーデ
ほか

商品詳細

シリーズ名
法律学の森
出版社名
信山社出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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